カビの教科書

カビを放置してはいけない5つの理由|病気・アレルギー・カビ臭と費用増加のリスク

カビは「臭い」と感じた時点で、すでに見えない汚染が進んでいる可能性があります。
放置すると症状の悪化や、リフォーム級の出費につながることもあります。

また、目に見える部分だけを掃除しても、湿気・結露・漏水などの原因が残っていると再発しやすく、時間とともに被害が広がる恐れがあります。
早めに状況を見極め、適切な対処を選びましょう。

この記事では、カビの放置が危険な5つの理由や実際にあった事例、カビ毒(マイコトキシン等)の注意点を解説します。
さらに、状況別に自分でできる対処と業者に任せる判断基準も紹介するので、何をすべきか整理したい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

・カビを放置すると起こり得る5つのリスク
・被害が広がった実例と進行パターン
・カビ毒や胞子による影響と注意点
・見つけたときの初動と自分でできる対処
・業者に任せるべき判断基準と相談の目安

1. カビを放置してはいけない5つの理由

「カビを放置していても、見た目が悪いだけ」と思われるかもしれません。
しかし実際は、放置すると健康面の不安や臭いの定着、建材の劣化、胞子の拡散、費用の増大などにつながることがあります。

ここでは、カビを放置してはいけない5つの理由を、実例も交えて解説します。

 

1-1. 理由:健康トラブルにつながる可能性がある

カビの胞子を吸い込むことで、咳、鼻水、目のかゆみ、湿疹などのアレルギー症状が出ることがあります。
風邪ではないのに呼吸器症状が続く場合、室内環境の影響が関係しているケースもあります。

以下は、弊社に実際に寄せられたご相談事例です。

 

事例1:加湿後にカビが発生し、子どもの体調不良の相談

12月にお子様が生まれた直後、加湿器の使用を始めたご家庭からの相談です。
使用開始から約1か月で室内にカビが発生し、その後お子様が体調を崩したとのことでした。

冬はカビが少ないと思われがちですが、加湿で湿度が上がると短期間で発生・拡大することがあります。
加湿器を使う場合は、水の交換やタンク・フィルターの清掃が不十分だと、室内に影響が広がることがあるため注意が必要です。

 

事例2:過敏性肺炎の診断をきっかけに相談

お母様が過敏性肺炎と診断され、医師から「原因となり得る環境を改善した方がよい」と説明を受けたことをきっかけに、カビ除去のご相談につながったケースがあります。

狭い範囲のカビであればご自身で対処できる場合もありますが、うまく取れなかったり、市販のカビ取り剤では完全に除去できず再発してしまったりすることもあります。
呼吸器症状など体調面の不安がある場合は、無理に自己判断で作業を進めず、医療機関への相談とあわせて専門業者への相談も検討してください。

カビ汚染度調査・ガス滅菌・カビ取りをご検討の方はこちらからお問い合わせください。

 

1-2. 理由:胞子が広がり「見えない汚染」になる

カビは目に見える部分だけにとどまらず、胞子として空気中に飛散し、別の場所にも付着して広がることがあります。
そのため、一か所の発生が時間とともに部屋全体、さらには他の部屋へ拡大するケースも珍しくありません。

以下は、実際に弊社が施工した事例です。

 

事例:一枚の絵画から家全体にカビが広がった

知人から預かっていた絵画を飾ったところ、絵画にカビが生えており、飾っていた場所を起点にカビが家全体へ広がってしまった事例がありました。

汚染範囲が大きく、臭いの問題や再発への不安もあったため、カビを根絶する目的でリフォームを選択されました。
家具や壁、空調設備などを撤去し、スケルトン状態に近い大規模工事となりました。

一枚の絵画がきっかけで、ここまで被害が拡大することもあります。
「少しのカビだから大丈夫」と侮らず、早めに対処することが重要です。

 

1-3. 理由:臭いが定着し、換気だけでは取れなくなる

カビが広がると独特のカビ臭が発生します。
換気だけでは取れにくく、壁材や家具に染み込むと、カビを除去しても臭いが残ることがあります。

睡眠の質が落ちたり、部屋にいるのがストレスになったりするなど生活の質にも影響するため、臭いが気になり始めた段階で早めに対処することが重要です。

 

1-4. 理由:壁紙・木材・家具が傷み、資産価値に影響する

カビの被害は健康面だけではありません。
壁紙の変色、木材の腐食、家具の傷みなど、建材を劣化させ、建物の寿命を縮める原因になることがあります。

賃貸では退去時の修繕費が発生する可能性があり、持ち家では資産価値の低下につながることもあります。
特に木材は、床下や壁の内部まで影響が進むケースもあるため注意が必要です。

 

1-5. 理由:早期対応ほど安い

小さなカビであれば、市販のカビ取り剤で対処できる場合があります。
しかし、放置して範囲が広がると業者への依頼が必要になり、状況によってはリフォームを検討しなければならないこともあります。

費用の目安として、自己対処は数百円〜、業者依頼は数万円〜、リフォームを伴う場合は数十万〜数百万円に及ぶケースもあります。
小さい段階で対処するほど、被害も費用も抑えやすくなります。

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2. カビ毒の危険性について

カビは見た目や臭いだけでなく、種類によっては「カビ毒」と呼ばれる物質を産生することがあり、健康面への影響が指摘されています。
ここでは、代表的な注意点を整理して解説します。

 

2-1. マイコトキシンとは

マイコトキシン(カビ毒)とは、一部のカビが作る毒性のある二次代謝産物です。
一部のマイコトキシンには、食品などを通じた摂取で長期的な健康リスクが指摘されているものもあります。

ただし、健康への影響はカビの種類や量、接触の仕方などで変わるため、室内にカビが発生している場合は早めに対処することが重要です。

 

2-2. アレルギー症状

風邪ではないのに咳や鼻水が続いたり、息苦しさを感じたりする場合、カビによるアレルギー症状が関係していることがあります。
目のかゆみや湿疹などが出るケースもあります。

空気中に飛散したカビの胞子を吸い込むことで症状が起こることがあるため、原因が疑われる場合は室内環境の見直しと早めの対処が大切です。

 

2-3. 肺炎のリスク

ハーツクリーン創業者の父は、間質性肺炎を発症し、病状の進行により肺の線維化がみられ、発症から5年後に亡くなりました。
当時、住環境中のカビ(真菌)などが影響している可能性も考えられたことから、環境改善の重要性を強く感じるきっかけになりました。

間質性肺炎は原因の特定や経過が人によって異なりますが、原因となり得る環境要因の回避や生活環境の見直しが重要になる場合があります。
住環境の汚染が進んでいる場合は、医師の指示に沿って、環境改善や専門家への相談を検討してください。

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3. カビを見つけたときの対処方法|自分でカビ取りする場合

カビを見つけたら、まず状況に応じた対処が必要です。
カビが広がっていない軽度の段階であれば自分で対応できる場合もあるため、ここでは場所別のカビ取り方法を解説します。

 

3-1. 天井・壁にカビが発生した場合

天井・壁に発生したカビは、小面積であれば自分で対応できる場合があります。
特に天井のカビは広がりが早いため、見つけたら早めに対処しましょう。

ここでは、弊社で開発・販売しているカビ取りマイスターキットを使用した方法を紹介します。

なお、市販のカビ取り剤を使用する場合は、強いアルカリ性成分や塩素系成分を含むものがあり、取り扱いに注意が必要です。
製品によっては素材を傷めたり変色させたりすることもあるため、壁紙や天井に使用できるものを選び、使用方法や注意事項に従ってください。

 

用意するもの

  • カビ取りマイスターキット(除カビ剤・防カビ剤・刷毛・計量カップ)
  • 雑巾
  • マスク
  • ゴム手袋
  • ゴーグル
  • 長袖長ズボン

 

注意点

  • 換気を確保する
    作業中は窓を開けるなどして空気の通り道を作り、可能なら換気扇も併用してください。
  • 保護具を着用する
    マスク・ゴム手袋・ゴーグルを着用し、肌の露出を避けるため長袖・長ズボンで作業してください。
  • いきなり全面に塗布しない
    まずは目立たない場所で少量試してください。ビニールクロスは比較的問題になりにくい一方、布や紙の壁紙は脱色することがあります。
  • 変色したら中断する
    まれに、液剤を塗布すると壁紙が蛍光色に変色することがあります。その場合は雑巾で水拭きすると元に戻ることがあります。変色が続く場合は作業を中断し、業者に相談してください。

 

白い壁紙のカビ取り・防カビの手順

除カビ剤を準備する

除カビ剤を計量カップに入れ、刷毛で塗布できる状態にします。
作業中は液だれや飛散に注意し、必要最小限の量を用意してください。

 

除カビ剤を塗布する

刷毛を使って、カビが発生している箇所に除カビ剤を塗布します。
天井や壁は垂れやすいので、下から上に向かって少しずつ塗るのがポイントです。

 

③ 1030分放置して浸透させる

塗布後は1030分ほど放置し、除カビ剤を浸透させます。
時間を置くことで、表面だけでなく奥の汚れにも作用しやすくなります。

 

水拭きして乾燥させる

水で濡らして固く絞った雑巾で、塗布した箇所を丁寧に拭き上げます。
液剤が残らないように拭き取り、その後はしっかり乾燥させてください。

 

防カビ剤を塗布して仕上げる

乾燥後、防カビ剤を計量カップに入れ、刷毛でカビ取りを行った箇所に塗布します。
最後に十分乾燥させて完了です。

 

※色柄ものの壁紙は、液剤によって脱色することがあります。
カビを除去したい場合は、次亜塩素酸水を製品表示に従って(目安として400ppm程度に)調整し、スプレーボトルに入れてカビ部分に吹きかけ、よく乾燥させてください。

■関連記事■壁に生えた気持ち悪いカビを一瞬で除去!最強の技をカビ取り業者が解説
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3-2. 衣類にカビが発生した場合

衣類のカビ対処は、カビの色だけで決めず「洗えるか」「漂白剤が使える素材か」で判断するのが安全です。
まず洗濯表示を確認し、水洗いの可否や漂白剤(塩素系・酸素系)の使用可否を把握しましょう。

あわせてカビの状態も確認します。
白・青カビは表面に付着しやすく、黒カビは繊維の奥まで入り込みやすい傾向があるため、素材と状態に合わせて方法を選ぶことがポイントです。

 

漂白剤が使える衣類の対処方法

漂白剤が使える衣類は、浸け置きと洗濯をセットで行うのが基本です。
迷った場合は酸素系漂白剤を基本にし、塩素系は白物で「塩素系可」の表示がある場合に限って使用してください。

 

用意するもの
  • 衣類用ブラシ

  • 桶またはバケツ

  • 酸素系漂白剤または塩素系漂白剤

  • 洗濯用洗剤

  • ゴム手袋

  • マスク

 

カビ取り手順

 

表面のカビを落とす

ブラシで表面のカビをやさしく落とします。

 

浸け置きする

桶やバケツに水を入れ、漂白剤を製品表示に従って規定量を加えます。
衣類を入れて浸け置きします。
酸素系は色柄にも使える製品が多い一方、塩素系は使用できる素材が限られるため、必ず洗濯表示を確認してください。

 

すすいで洗濯する

浸け置き後は水ですすぎ、そのあと通常通り洗濯します。

 

よく乾燥させる

しっかり乾燥させて完了です。

 

グラフィコ オキシクリーン
グラフィコ オキシクリーン

出典:Amazon

 

漂白剤が使えない衣類・洗えない衣類の対処方法

漂白剤が使えない衣類や水洗いできない衣類は、無理に同じ方法で処理せず、素材を傷めない方法で対処するのが基本です。

 

用意するもの
  • 衣類用ブラシ

  • 消毒用エタノール

  • ゴム手袋

  • マスク

 

カビ取り手順

 

表面のカビを落とす

ブラシで表面のカビをやさしく落とします。

 

エタノールで軽く除菌する

布に消毒用エタノールを染み込ませます。
カビ部分をトントンと軽く叩くようにして浸透させます。

 

よく乾燥させる

しっかり乾燥させて完了です。

 

ドーバー パストリーゼ77
ドーバー パストリーゼ77

出典:Amazon

 

補足:追加で確認したいポイント

作業前に次の点も確認しておくと、再発や素材トラブルを防ぎやすくなります。

 

黒カビが疑われる場合

黒カビは繊維の奥まで入り込みやすく、表面処理だけでは再発しやすいことがあります。
洗える衣類で漂白剤が使える場合は「浸け置き+洗濯」、漂白剤が使えない場合は「専門店相談」を基本に考えると安全です。

 

繊細な素材の場合

素材によっては漂白剤で変色することがあります。
特にウールやシルクなどは使用できない場合があるため、必ず洗濯表示を確認し、不明な場合は専門のクリーニング店へ相談してください。

 

ガス滅菌を検討する場合

カビ臭が強い場合や、衣類だけでなく複数の荷物にも広がっている場合は、家庭での拭き取りや洗濯だけでは不安が残ることがあります。
そうしたケースでは、ガス滅菌でまとめて対策するのも1つの選択肢です。

ハーツクリーンでは、医療分野でも使用されるエチレンオキサイドガスを用いたガス滅菌に対応しています。
ご相談・お申し込みは下記から受け付けています。

■関連記事■【プロ監修】服に生えたカビの落とし方と再発防止5つの方法【完全保存版】

 

収納場所の注意点

また衣類にカビがある場合、収納場所にも広がっている可能性があります。
特に白カビは木材を好むため、クローゼットやタンスの除菌もあわせて行うことをおすすめします。

■関連記事■【カビのプロが教える】クローゼットのカビ対策と最強のアイテム10選

 

3-3. 家具にカビが発生した場合

家具は表面だけでなく、すき間や裏側など湿気がこもる場所にカビが出やすい傾向があります。
広がる前に拭き取りと乾燥を行い、再発しにくい状態に整えましょう。

 

用意するもの
  • 消毒用エタノール

  • 雑巾

  • ゴム手袋

  • マスク

 

カビ取り手順

 

エタノールでカビを拭き取る

消毒用エタノールを、雑巾に染み込ませます。
カビが生えている箇所を、やさしく拭き取ります。

 

② よく乾燥させる

水分はカビの栄養になるため、作業後はしっかり乾燥させてください。

 

③ 収納物を確認する

棚や引き出しにカビが発生していた場合は、収納物を戻す前にカビがないか確認しましょう。
必要であれば、収納物のカビ取りも行ってください。

■関連記事■【プロ仕様】家具にカビが生えたら?タンス・ソファの除去&防カビ対策6選

 

カビ汚染度調査・ガス滅菌・カビ取りをご検討の方はこちらからお問い合わせください。

 

4. カビを見つけたときの対処方法|自己対応が難しい場合

カビの状態によっては、自力での対処が難しいこともあります。
その場合は、無理に作業を続けず、専門業者への相談や、状況によっては引っ越しの検討も選択肢になります。

 

4-1. 業者へ相談する場合

自分でカビ取りをしてみたがうまくできなかった、脱色や変色が不安、範囲が広い、手が届かない場所に発生している場合は、無理をせず専門業者に相談することをおすすめします。

同じ液剤を使っても、プロと全く同じ施工ができるとは限りません。
素材を傷めないか、液剤の濃度が適切か、除去できているかといった判断は、経験のある専門業者の強みです。

■関連記事■【2026年版】信頼のカビ取り業者5社を厳選|10年1万件の現場から見えた業者の裏側

 

ハーツクリーンへの相談がおすすめ

どこのカビ取り業者に依頼するべきか迷っているようでしたら、まずは一度ハーツクリーンまでご相談ください。
状況を確認したうえで、自己対応で十分なケースか、業者施工が必要なケースかも含めてご案内します。

 

見積と現地調査の費用

「電話相談だけでも費用がかかるのでは」「現地調査に来てもらうと高いのでは」と不安になる方も多いと思います。

業者によっては相談や現地調査のみで料金が発生する場合もありますが、弊社では現地調査・お見積は基本無料です(無料エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉・静岡〈熱海〉・大阪・兵庫〈一部有料エリアあり〉・京都・沖縄)。
遠方の場合や詳しい調査をご希望の場合は費用がかかることがあるため、まずは一度ご相談ください。

 

ハーツクリーンの強み

弊社はカビ取りを専門に、5000件以上の施工実績を積み重ねてきました。
素材が傷まないか、液剤の濃度が強すぎないか、本当にカビを除去できているかといった点を見極めながら施工できるのが強みです。

また、施工事例をもとに社内で最新情報を共有し、独自の工法(CP工法)の開発や液剤の改良も継続しています。
その結果、弊社の実績では3年以内の再発率は5%以下となっています。
施工後の再発を抑えやすいほど、結果としてトータル費用を抑えられるケースもあります。

 

4-2. 引っ越しを検討する場合

カビがひどくてこれ以上住めない、何度対処しても再発する、リフォーム代が莫大になる場合は、健康被害が進行する前に引っ越しを検討することも1つの方法です。
引っ越し先を検討する際は、次の条件に当てはまらないか確認してください。

 

埋立地ではないこと

以前が沼地や畑などの場所は、水はけが悪く湿度が高い傾向があり、土地条件が原因でカビが発生しやすいことがあります。

 

低層階で日当たりが悪くないこと

弊社の相談・施工データでは、地下から3階程度までの低層階でカビの相談が多い傾向があります。
周囲に高い建物がある場合や北側の部屋などは日当たりが悪く、湿気がたまりやすいため注意が必要です。

 

結露が発生しやすくないこと

寒暖差が大きい住宅は、窓や壁に結露が発生しやすくなります。
結露は水分のため、対策が不十分だとカビの原因になりやすい点に注意してください。

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5. 業者に依頼すべき判断基準

自分でカビ取りをするか、業者に依頼するか迷う方も多いと思います。
ここでは、自己対応と業者依頼それぞれのメリット・デメリットを整理したうえで、業者に相談すべき判断基準を解説します。

 

5-1. 自分でカビ取りをするメリット・デメリット

軽度のカビであれば、自分で対処できるケースもあります。
ここでは自己対応のメリットとデメリットを整理します。

 

メリット

業者に依頼すると安くても数万円程度かかる一方、自分で対処すれば数百円〜数千円程度で済む場合があります。
また、道具さえ揃えれば、カビを見つけたその日に作業できる点もメリットです。

 

デメリット

知識・経験が少ない状態で作業すると、素材を傷つけて取り返しがつかなくなることがあります。
市販のカビ取り剤ではカビの根まで除去できず、再発を繰り返す可能性もあります。

さらに、市販の防カビ処理は効果が薄い場合があり、根本原因を特定できないまま再発してしまうこともあります。

 

 

5-2. 業者に依頼するメリット・デメリット

自己対応が難しい場合や、再発を抑えたい場合は業者依頼も有力な選択肢です。
業者に任せる場合のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

 

メリット

知識・経験が豊富なスタッフが対応するため、脱色など素材を傷めるリスクを抑えながらカビ取りができます。
また、漏水や湿度の高さなど根本的な原因を確認したうえで対処してもらえる点も強みです。

市販剤とは異なるプロ用の液剤を状況に合わせて使用できるため、頑固なカビでも除去できる可能性が高まります。
さらに、プロ用の防カビ処理により再発を抑えやすく、施工後の環境改善についても提案を受けられます。

 

デメリット

業者依頼は、自己対応に比べて費用がかかる傾向があります。
また、カビを見つけた日から施工日まで数日空く場合がある点も、デメリットの1つです。

 

5-3. 業者に相談すべきサイン

自分で対処できるか迷ったときは、無理をして作業を続けないことが大切です。
次の項目に当てはまる場合は、専門業者への相談をおすすめします。

  • 自分でカビ取りをしたが再発した
  • カビの範囲が広い、または複数箇所に発生している
  • 天井など手の届きにくい場所にカビがある
  • 変色や素材を傷める不安がある
  • カビによる体調不良がある
  • 臭いが取れない

いずれかに当てはまる場合は、早めに判断することで再発とコストを抑えやすくなります。

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6. よくある質問(FAQ

カビは状況によって「先に何をすべきか」が変わります。
ここでは、特に相談が多いケースをQ&A形式でまとめました。

 

6-1. 引っ越し先でカビが発生していた場合はどうすればいい?

まずは荷物や人への影響を広げないことが最優先です。
状況に応じて、次のように対応しましょう。

 

荷物搬入前の場合

  • 荷物搬入前に現地へ行き、室内全体を確認する
  • カビが見つかった場合は搬入せず、先にカビ取りをしてきれいな状態にしてから搬入する

 

荷物搬入後の場合

  • カビが発生している面の近くから荷物を遠ざける
  • 放置すると荷物に移り、荷物側にもカビが発生することがあるため注意する

 

賃貸の場合

  • まず管理会社・オーナーに連絡する
  • 入居直後は以前の住人由来の可能性もある
  • ケースによってはオーナー負担で対応になることもある

 

購入物件の場合

  • 工務店・建築会社に連絡する
  • 資材にカビが付着していた、施工中の雨ざらしや乾燥不足で床下から広がるなどの要因がある
  • 状況によっては工務店・建築会社負担で対応できる可能性がある

 

※費用負担や対応範囲は契約内容や原因で変わるため、まずは管理会社・売主・施工会社に状況を共有し、対応方針を確認しましょう。

 

6-2. 新築でカビが発生した場合は?

新築でも条件が重なるとカビが発生することはあります。

発見した時点で工務店とよく協議し、早めに対応してもらいましょう。
通常は工務店の責任においてカビ取りを行うことになります。

ただし、こちらから指摘しないとそのまま進めようとするケースもあります。
対処が遅れるほど侵食が進みやすいため、発見次第すぐに対応することが大切です。

 

6-3. カビが生えにくい家の特徴は?

カビを防ぐには、湿気がこもりにくく、乾きやすい環境であることが重要です。
引っ越しや住み替えを検討する場合は、次の点を意識するとよいでしょう。

  • 日当たりが良い
  • 風通しが良い
  • 低層階より高層階である
  • 結露が発生しにくい構造である
  • 周囲に高い建物が少なく、北向きではない

 

7. まとめ

この記事では、カビを放置すべきでない理由と、カビ毒の注意点、対処方法、業者依頼の判断基準などを詳しく解説しました。

カビを放置すべきでない理由は次の5つです。

  • 健康トラブルにつながる可能性がある
  • 胞子が広がり、見えない汚染になる
  • 臭いが定着し、換気だけでは取れにくくなる
  • 壁紙・木材・家具が傷み、資産価値に影響する
  • 放置するほど費用が跳ね上がる

「少しだけ」と思った段階でも、まずは換気を確保し、湿気・結露・漏水などの原因の確認から始めましょう。
早めに対処するほど再発や臭いの定着を防ぎやすく、結果的に費用も抑えられます。

体調に変化がある場合は医療機関への相談も検討し、自分での対応が難しいと感じたら無理をせず専門業者へ相談することが安心です。
早めの対処で、住まいの健康を守っていきましょう。

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