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プロが教える!大阪・兵庫でカビ取り成功率を上げる鉄板テクニック3選

著者久保田 圭祐

カビは単なる見た目の問題ではなく、健康被害や建物の劣化を引き起こす深刻な課題です。

特に大阪・兵庫は高温多湿で雨が多く、さらにマンションや古民家など湿気がこもりやすい住宅が多いため、カビが発生しやすい環境といえます。
そのため、効果的なカビ対策には地域特有の条件を意識することが不可欠です。

今回は、関西在住の皆さまに向けて、プロが実践するカビ取りテクニックを3つご紹介します。

この記事でわかること
  • 効果的なカビ取り剤の選び方と使い方
  • カビを根本から取り除く方法
  • 再発防止のための環境改善

カビ対策を成功させるためには、適切なカビ取り剤で徹底的にカビを除去し、再発を防ぐための環境づくりを行うことが大切です。

ぜひプロのテクニックを活用し、清潔で快適な住まいを手に入れましょう。

 

1.    はじめに|関西特有のカビ問題とは?

カビは見た目が悪いだけでなく、健康被害や建物の劣化を引き起こす原因となります。
特に関西地域では、高温多湿な気候や住宅の構造がカビの発生を助長しやすく、適切な対策を取らなければすぐに広がってしまうこともあります。

ここでは、関西ならではのカビ問題と、そのリスクについて詳しく解説します。

 

1-1. 湿気が多い関西特有の住環境

関西地方の夏季(6月~8月)は蒸し暑く、冬場も気温差による結露が発生しやすい地域です。
特に、大阪市内の高気密なマンションや兵庫県の阪神間エリアに多い古民家では、それぞれ異なる理由で湿気がこもりやすく、カビの発生リスクが高い環境が整っています。

マンションのカビの発生原因

鉄筋コンクリート構造のマンションは気密性が高いため、湿気がこもりやすく、換気不足が起こりやすいのが特徴です。
特に窓周辺やエアコン内部は結露が発生しやすく、そこからカビが繁殖することが多いため、注意が必要です。
参考:厚生労働省「科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル」

 

古民家のカビの発生原因

古民家は、畳や木製建具など吸湿性の高い素材が多く使われており、これらが湿気を吸収することでカビの発生原因になることがあります。
特に梅雨時期や台風後は湿度が急上昇し、カビが繁殖しやすくなるため、こまめな換気や除湿が欠かせません。

 

高湿度はカビの発生を促す

カビは湿度60%を超えると発生しやすくなるとされています。

気象庁のデータによると、大阪の夏季(6月~8月)の月ごとの平均湿度は約66~70%と高く、カビが繁殖しやすい高温多湿の環境といえます。

また、冬場は室内外の温度差が大きくなり、結露が発生しやすいことも問題です。
結露が放置されると窓枠や壁、家具の裏側にカビが発生しやすくなるため、適切な湿度管理が不可欠です。

これらの環境が、関西地域におけるカビ発生のリスクを高める大きな要因となっています。

 

1-2. カビを放置するリスク

カビを放置すると、健康被害・住宅のダメージ・経済的負担の3つの大きなリスクが発生します。

 

【実例】放置したカビが健康被害と高額出費を招いたケース(兵庫県西宮市)

兵庫県西宮市のある家庭では、リビングの壁に発生したカビを1か月以上放置した結果、家族が咳や倦怠感を訴えるようになりました。

専門業者の調査により、空気中のカビ菌がアレルギー症状の原因と判明しました。
青カビは根が浅く、拡散しやすい性質があるため、放置したことで被害が拡大したと考えられます。

最終的に、カビの除去費用と家族の治療費を合わせて50万円以上の出費になってしまいました。
早めの対応をしていれば、これほどの負担になることはなかったでしょう。

 

カビによる健康被害は、厚生労働省や日本アレルギー学会でも問題視されています。
特にアスペルギルスなどの真菌は、アレルギーや喘息、さらには真菌性肺炎を引き起こすリスクがあることが報告されています。

参考:日本アレルギー学会「アレルギー疾患の手引き」

 

このように、カビは放置すると被害が拡大し、高額な修繕費や健康被害を引き起こすリスクがあります。
カビの発生に気付いたら、速やかに除去し、再発防止策を講じることが重要です。

次の章から、カビの被害を最小限に抑えるためのカビ取り&カビ予防のテクニックを紹介します。

 

2. 【テクニック①】効果的なカビ取り剤の選び方と使い方

カビ取りをする際に大事なのは、カビ取り剤を正しく選び、適切に使用することです。

カビの種類や発生場所に合ったカビ取り剤を使い、適切な手順で処理することで、素材を傷めることなく効果的にカビを除去できます。

 

2-1. 湿気の多い地域に合ったカビ取り剤とは?

関西のように湿度が高い地域では、カビを取り除くだけでなく、再発を防ぐことが重要です。

市販のカビ取り剤は手軽に使えるものの、一時的な効果に留まることが多いため、安全性が高く、持続性のある製品を選ぶようにしましょう。

また、カビ取り剤だけでなく、防カビ剤を併用することで、より効果的にカビの再発を防ぐことができます。

 

① 炭酸ナトリウム系カビ取り剤

炭酸ナトリウム系カビ取り剤は、塩素系に比べて刺激が少なく、デリケートな素材にも使用可能なカビ取り剤です。

特徴
  • 効果が長続きし、木材や畳などデリケートな素材にも使用可能
  • 人体や環境に優しく、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心
  • 塩素系のような刺激臭がなく、室内でも使いやすい
適した用途
  • 壁紙や畳、木製家具など、塩素系が使えない場所のカビ取り
  • 強い刺激臭を避けたいリビングや寝室での使用

 

② 防カビ剤(カビ取り後の仕上げ用)

防カビ剤は、カビ取り後に使用することで、長期間カビの発生を抑える効果が期待できます。

特徴
  • カビ取り後に使用することで、再発リスクを大幅に軽減
  • 湿気の多い場所(浴室・押し入れ・窓枠など)でも高い効果を発揮
  • 一度塗布すれば長期間持続し、定期的なメンテナンスが容易
適した用途
  • 浴室やキッチン、窓枠など、カビが発生しやすい場所の予防
  • クローゼットや押し入れの内部の防カビ対策

 

高湿度環境で開発されたプロ仕様のカビ対策液剤

当社ハーツクリーンでは、ブルネイの大学と連携し、高性能なカビ取り・防カビ液剤を開発しました。

ブルネイは熱帯雨林気候に属し、大阪よりもさらに湿度が高く、年間を通してカビが発生しやすい環境です。
この厳しい条件下でも確実に効果を発揮するカビ対策液剤を実現しました。

 

他製品と比べたメリット
  • 高湿度環境でも強力なカビ除去&予防効果を発揮
  • 一般的なカビ取り剤よりも持続性が高く、再発しにくい
  • 専門機関と共同開発した信頼性の高い品質

プロ仕様のカビ取り・防カビ剤の詳細はコチラ

 

「カビがすぐに再発して困っている」「湿気が多く、どのカビ取り剤を使っても効果が続かない」とお悩みの方に最適です。
ぜひ一度お試しください。

 

2-2. カビ取り剤を効果的に使う4つのステップ

カビ取り剤は、適切に使用しないと十分な効果を発揮できません。

次の4つのステップを守ることで、カビを根本からしっかり除去し、再発を防ぐことができます。

カビ取り手順

カビ取り剤を噴霧する

カビが生えている部分に、カビ取り剤を直接スプレーします。
全体に均一に行き渡るように、しっかり吹きかけてください。

 

成分を浸透させる

スプレー後、5~10分そのままにしておきます。
この時間で薬剤がカビにしっかり染み込み、根本から除去できる効果を発揮します。

 

優しく拭き取る

柔らかい布や雑巾を使い、優しく拭き取ります。
強くこすらないように注意してください。

 

防カビ剤を塗布する

最後に、防カビ剤をスプレーして仕上げます。
これを塗ることで、カビの再発を防ぎ、きれいな状態を長持ちさせられます。

 

ワンポイントアドバイス
  • スプレーは薄く塗ると効果が十分に発揮されないため、やや多めに噴霧するのがポイントです。
  • 作業中は窓を開けたり換気扇を回したりして、必ず換気を行い、空気の入れ替えを徹底しましょう。
  • 素材によっては色落ちや変色の恐れがあるため、使用前に目立たない場所で試すと安心です。

 

3. 【テクニック②】古民家でもできる!カビを根本から取り除く方法

古民家は、木材や畳などの自然素材が多く使用されており、湿気を吸収しやすいです。
そのため、カビが発生しやすく、さらにデリケートなためカビ取りが難しいという特徴があります。

ここでは、兵庫県淡路島にある古民家で青カビが発生した際に効果的だったカビ除去方法をご紹介します。
木材や畳などのデリケートな素材にも使える方法のため、古民家にお住まいの方や、自然素材の家をお持ちの方にも役立つ実践的な対策です。

 

3-1. 青カビを除去する方法

青カビは木材や畳、壁紙などの表面に発生しやすいカビですが、適切な方法で対処すれば比較的簡単に取り除くことができます。

カビ取り手順

① カビ取り剤をスプレーする

雑巾にカビ取り剤をスプレーして染み込ませます。

 

② 優しく拭き取る

カビが生えている部分を、力を入れすぎないように優しく拭き取りましょう。

 

③ 乾燥させる

拭き取った後は風通しを良くし、しっかり乾燥させてください。

 

ポイント

カビ取り剤を直接スプレーすると、シミや変色の原因になる可能性があります。
特に木材や畳などのデリケートな素材は薬剤が染み込みやすいため、布にスプレーしてから拭き取るようにしましょう。

 

3-2. 頑固な黒カビを除去する方法

黒カビは青カビよりも根が深くて落としにくいため、しっかり薬剤を浸透させることが重要です。

カビ取り手順

① カビ取り剤をスプレーする

黒カビが生えている部分に直接スプレーし、しっかり薬剤を行き渡らせてください。
また、目立つ部分だけでなく、周囲にも広めにかけることで再発を防ぎましょう。

 

② 歯ブラシでやさしくこする

スプレー後、5分ほど放置し、薬剤をカビの奥まで浸透させます。
柔らかい歯ブラシを使い、表面をやさしくこすりながらカビを浮かせます。
強くこすりすぎると、素材を傷める可能性があるため注意しましょう。

 

③ 拭き取る

薬剤を長時間放置すると、木材や畳が傷む可能性があるため、時間を守って拭き取ってください。
湿らせた布で丁寧に拭き取り、最後に乾拭きして水分を残さないようにしましょう。

 

ポイント
  • 作業中は窓を開け、換気をしながら行うことで薬剤の臭いがこもるのを防ぎます。
  • いきなり広範囲で作業せず、目立たない部分で試してから行いましょう。
  • 素材を傷つけないように、毛先が柔らかい歯ブラシを使用するのがおすすめです。

 

4. 【テクニック③】再発防止のための環境改善策

カビを取り除くだけでは、再発のリスクを完全になくすことはできません。
特に関西のように湿度が高い地域では、湿気をコントロールし、カビが発生しにくい環境を作ることが重要です。

適切な湿度管理や換気を行い、日々の習慣として取り入れることで、長期間にわたってカビの再発を防ぐことができます。

 

4-1. 湿気対策の基本は換気と除湿

カビ予防の最も基本となるのは、湿気を溜めないことです。
換気や除湿を意識的に行い、室内の空気を常に循環させることで、カビの発生リスクを下げることができます。

 

① 24時間換気を活用する

換気を適切に行うことで、湿気がこもるのを防ぎ、カビの発生を抑えることができます。
特にマンションでは、24時間換気システムを活用し、空気を常に循環させることが効果的です。

ポイント
  • 寝室や浴室など湿気がこもりやすい場所は、特に意識して換気を行う
  • 窓を少し開けて風を通し、空気の入れ替えを行うとより効果的
  • 対角線上の窓を開けると、効率よく空気が流れる

 

② 除湿機を使って湿度を管理する

室内の湿度が高いとカビが繁殖しやすくなるため、40~60%に保つのが理想です。
特に梅雨や夏場は、除湿機やエアコンの除湿機能を活用し、湿度を適切に管理することが重要です。

ポイント
  • 湿度計を設置し、湿度を数値で確認しながら調整する
  • 除湿機のタンクはこまめに水を捨て、清潔に保つことで効率よく除湿できる
  • クローゼットや押し入れなど湿気がこもりやすい場所には、除湿剤を設置する
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出典:amazon

 

③ 窓に断熱シートを貼る

冬場の結露は、湿気の蓄積を招き、カビの発生原因になることがあります。
窓に断熱シートを貼ることで結露を防ぎ、湿気を抑えることが可能です。

ポイント
  • 貼り付ける前に窓をきれいに拭き、シートが剥がれにくい状態にする
  • シートは1シーズンごとに交換し、カビの温床にならないようにする
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4-2. 再発を防ぐための日々の習慣

カビの再発を防ぐには、日々の湿気対策を習慣化することが大切です。
以下の対策を継続することで、カビが発生しにくい環境を作ることができます。

 

① 日光を活用して室内を乾燥させる

日光には殺菌・乾燥効果があり、室内の湿気を抑えるのに有効です。
カビは暗く湿った場所を好むため、晴れた日はカーテンを開け、積極的に日光を取り入れるようにしましょう。

家具の裏や押し入れの中も定期的に空気を入れ替えることで、湿気がこもるのを防げます。

 

② エアコンの除湿機能を活用する

雨の日が続くと室内の湿度が上昇し、カビが発生しやすくなります。
特に梅雨時期は壁や床に湿気が溜まりやすいため、エアコンの除湿モードを活用しましょう。
除湿機や換気扇と併用すると、より効果的に湿気を取り除けます。

 

③ 湿度管理を意識する

湿度60%を超えるとカビが発生しやすくなるため、湿度計を設置し、40~60%を目安に管理するのが理想です。
特にクローゼットや押し入れなど湿気がこもりやすい場所には除湿剤を設置し、適切な湿度を維持しましょう。

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出典:amazon

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④ 定期的な清掃を行う

カビはホコリや汚れを栄養源にするため、こまめな掃除が予防につながります。
特に浴室やキッチンは使用後に水気を拭き取ることが重要です。

また、エアコンや換気扇のフィルターを定期的に清掃し、カーテンや布製品も定期的に洗濯・乾燥させましょう。

くらしのマーケット

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⑤ 家具の配置を工夫する

家具の裏側は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい場所です。
壁から5~10cmの隙間を空けて配置し、空気の流れを確保することで、湿気を防ぐことができます。

また、クローゼットや押し入れにはすのこを敷くことで、通気性を向上させるのも効果的です。

 

5. カビ取りの成功率を高めるための注意点

カビ取りの成功率を高めるには、適切な手順で作業を進めることが大切です。
よくある失敗を避け、必要に応じてプロに相談することで、確実にカビを取り除けます。

以下では、具体的な注意点を詳しく説明します。

 

5-1. よくある失敗とその回避方法

カビ取りをする際、間違った方法で作業を進めると、効果が半減するだけでなく、カビの再発や被害の拡大につながることがあります。
ここでは、よくある失敗例とその回避方法を紹介します。

 

【失敗例①】乾拭きや掃除機でカビを広げてしまう

乾拭きすると、カビの胞子が空気中に飛び散り、別の場所にカビが移る原因になります。
また、掃除機を使うと、吸い込んだ胞子が排気口から拡散し、部屋全体に広がる可能性があります。

解決策
  • カビ取り剤を染み込ませた布で優しく拭き取ることで、胞子の飛散を防ぐ
  • 使用した布はビニール袋に入れて密封し、すぐに処分する
  • カビ発生時は掃除機を使用しない

 

【失敗例②】カビが付着したものをすぐに捨ててしまう

衣類や本にカビが付着しても、適切な処理をすれば再利用できる可能性があるため、すぐに捨てるのは早計です。
不要な出費を防ぐためにも、まずは除去できるか試してみましょう。

解決策
  • 衣類や本は、プロのクリーニングやガス殺菌を活用すると、安全にカビを除去できる
  • 家庭で洗濯する場合は、目立たない部分で試してから全体を処理するのがおすすめ

 

【失敗例③】カビ取り後に防カビ対策を怠る

カビを除去しても、湿気の多い環境ではすぐに再発するリスクが高いです。
防カビ対策をしなければ、せっかくの努力が無駄になる可能性があります。

解決策
  • カビ取り後は、防カビスプレーを使用することで再発リスクを低減できる
  • 換気や除湿機の活用、結露防止対策を行い、湿気が溜まりにくい環境を作ることが大切

 

5-2. プロに相談するタイミング

漏水時のカビ

カビが広範囲に広がっている場合や、原因が特定できず再発を繰り返す場合は、自分での対処が難しくなるため、専門業者に相談するのが適切です。

また、カビの臭いが消えない、健康被害が出ているという場合も、プロに任せるのが安心です。

 

① カビが広範囲に及んでいる場合

壁や天井、床などの広範囲にカビが発生している場合、一般的なカビ取り剤では完全に除去できません。
建材の奥深くまで浸透している可能性があり、表面を掃除しても再発するリスクが高まります。
放置すると建物の劣化につながるため、早めの対処が重要です。

 

② 原因が特定できない場合

カビを掃除しても再発を繰り返す場合、壁の内部や床下など、目に見えない場所が発生源になっている可能性があります。
湿気や結露、配管の漏れが原因のこともあり、表面の掃除だけでは対処できません。
プロの業者に調査を依頼し、原因を特定することで、根本的な解決につなげることができます。

 

③ 健康被害が出ている

カビの胞子を吸い込むことで、咳や鼻水、喘息の悪化などの健康被害が発生することがあります。
特に免疫力の低い高齢者や乳幼児は影響を受けやすいため注意が必要です。
家族にカビによる健康被害が疑われる場合は、早めに専門業者に相談しましょう。

 

5-3. 効果的なカビ取りと長期的な予防

カビを完全に取り除き、再発を防ぐためには、正しい方法でカビを除去し、湿気対策を徹底することが重要です。
以下のポイントを意識して行いましょう。

 

① 早期対応でカビの拡大を防ぐ

カビは時間が経つほど根を深く張り、除去が困難になります。
特に湿度の高い浴室やクローゼット、窓枠などは定期的にチェックし、小さなカビのうちに対処することが重要です。
見つけたらすぐにカビ取り剤を使用し、適切な処理を行うことで、被害の拡大を防ぐことができます。

 

② 適切な製品と正しい手順で処理する

カビの種類や発生場所に応じて適切なカビ取り剤を選ぶことが重要です。
黒カビには塩素系カビ取り剤、木材や畳には炭酸ナトリウム系やアルコール系のカビ取り剤が適しています。
カビ取り後に防カビ剤を使用することで、長期間カビの発生を抑えることができます。

 

③ 環境を整えてカビを寄せ付けない

カビの発生を防ぐには、湿気をコントロールすることが不可欠です。
室内の湿度は40~60%を目安に調整し、換気や除湿機を活用することでカビの発生を抑えられます。
また、家具と壁の間に5~10cmの隙間を作り、空気の流れを確保することで、湿気がこもるのを防ぐことができます。

 

6. まとめ

大阪・兵庫の高温多湿な環境では、カビの発生を防ぐために早めの対応と正しい知識が不可欠です。
カビは放置すると根を深く張り、取り除くのが難しくなるため、見つけたらすぐに適切な方法で除去することが大切です。

カビ取り剤を使用する際は、カビの種類や発生場所に適した製品を選び、正しい手順で処理することで、効果的に除去できます。
さらに、換気や除湿を徹底し、室内の湿度を40~60%に保つことで、カビの再発を防ぐことが可能です。

しかし、広範囲にカビが発生している場合や、何度掃除しても再発を繰り返す場合は、自己処理では対応が難しく、専門業者に相談するのが賢明です。

ハーツクリーンでは、特許技術を駆使したプロのカビ取りサービスを提供し、安全かつ確実にカビを除去するとともに、長期的な再発防止対策を実施します。

住まいのカビにお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
快適で清潔な住環境を守るために、今すぐできる対策を始めましょう。

 

著者情報
久保田 圭祐

ハーツリッチ株式会社 関西本部執行役員

大阪府出身。大手通信会社にて法人営業・マーケティング業務に専念。その後、2022年にハーツリッチ株式会社に入社。代表穂苅の元でカビ対策専門家として約1000件の現場経験を積む。2024年より西日本エリアの統括を開始。関西エリア独特のカビにお悩みを中心に法人・個人から多くの依頼を受けている。出演番組:朝日放送「おかえり」

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