プロが教える!布製品のカビ取りと対策方法【衣類・小物・家具etc.】
「トートバッグにカビが生えてしまった。漂白剤を使って丸洗いしても問題ないの?」
「布製のソファのカビ取りをしたいけど、どうやって除去すればいいんだろう」
布製の小物や家具、衣類などにカビが生えてしまった場合、どのようにカビ取りすればいいのか分からず、困ってしまう方も多いでしょう。
間違ったカビ取りをすると、生地が傷んだり変色したりして、二度と使えなくなってしまうことがあります。
そうならないためにも、正しいカビ取りをしなければなりません。
そこで今回、布製品のカビを防ぐための対策や、カビが生えた場合の除去方法について解説いたします。
丸洗いできる衣類のカビ取り方法だけでなく、家具や小物などの丸洗いできない布製品のカビ取り方法も紹介するので、是非参考にしてみてください。
この記事でわかること |
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目次
1.布に発生するカビの種類は主に「白カビ」と「黒カビ」
まずは布に発生しやすいカビの種類から解説していきます。
一括りにカビと言っても、種類によってカビの発生場所や除去の方法が変わってきます。
そして衣類など布製品に発生しやすいカビは「白カビ」と「黒カビ」です。
白カビの特徴
白カビは白い綿のようなものが布の表面に付着します。
白い菌糸を這わせながら増殖していき、繁殖するスピードが速いです。
また根が浅いため、飛散しやすく、すぐに別の場所に移ってしまうことがあります。
ただし表面に発生しているだけなので、比較的除去しやすいカビと言えるでしょう。
■関連記事■【永久保存版】部屋や衣類の白カビを除去!正しいカビ取り方法10選&カビ対策をプロが解説
黒カビの特徴
黒カビは黒い点のようなものがポツポツと付着します。
濡れているものや、湿度が高い場所に発生するのが黒カビの特徴です。
そして黒カビは非常に除去が難しいと言われています。
繊維の深いところまで根が張っていることが多く、カビを死滅させるだけではカビの跡が残ってしまうことがあります。
衣類に発生した黒カビはプロでも除去が難しいので、それだけ厄介なカビだと覚えておいてください。
■関連記事■しつこい黒カビを除去するおすすめアイテム|プロが教える正しい方法
2.酸素系漂白剤につけ置きしてカビを除去する
丸洗いできる布製品にカビが生えた時は、基本的には酸素系漂白剤でカビ取りするようにしましょう。
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衣類ならタグに洗濯表示マークが書いてあるので、丸洗いできるか分からない時はそれを確認してください。
もし「家庭での洗濯禁止」や「漂白剤の使用禁止」のマークが記載されている時は、これから紹介するカビ取り方法でカビを除去することができません。
その場合は4.洗えない布製品は消毒用エタノールでカビを除去するを参考にカビ取りを行ってください。
2-1.事前準備
用意するもの |
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カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けてください。
2-2.カビ取り手順
①桶にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れる
桶にぬるま湯を入れて、そこに酸素系漂白剤を溶かしてください。
発生しているのが黒カビだった場合、歯ブラシに酸素系漂白剤をつけてカビの部分に塗ってください。
②桶に布製品を入れてしばらく放置する
桶に布製品を入れてつけ置きして、しばらく放置してください。
③残っているカビを歯ブラシで除去する
つけ置きだけでは落ちなかったカビは、歯ブラシを使って除去してください。
④洗濯機ですすぎと脱水をしてから干す
布製品を洗濯機に入れて、すすぎと脱水を行います。
それから天日干しして、しっかりと乾かすようにしましょう。
■関連記事■服にカビがついたときのお手入れ方法|安心して着られる5つの対策
3.頑固な黒カビは塩素系漂白剤で除去する
1.布に発生するカビの種類は主に「白カビ」と「黒カビ」でお伝えした通り、黒カビは除去するのが非常に難しいものです。
カビを死滅させることができても、カビの色素が繊維の奥に残ってしまうことがあります。
もし酸素系漂白剤では落とせないほどの黒カビが発生しているなら、塩素系漂白剤を使用しましょう。
ただし色柄物に使用すると、色落ちや変色してしまうので、必ず洗濯表示マークを確認して塩素系漂白剤の使用が可能なもののみに使ってください。
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出典:amazon
3-1.事前準備
用意するもの |
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※注意事項※
- 塩素系漂白剤に酸性の洗剤を混ぜない
- 換気して作業する
- 体を保護して作業する
塩素系漂白剤と酸性タイプの製品を混ぜると、危険な塩素ガスが発生する恐れがあります。
最悪な場合死に至ることのある危険なガスなので、絶対に酸性のものと混ぜたりしないでください。
そして必ず換気しながら作業をするようにしましょう。
また、塩素系漂白剤には水酸化ナトリウムという成分が含まれていて、触れると皮膚を溶かしたり、目に入ると失明する恐れもあります。
万が一漂白剤が飛び散っても問題ないように、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖の服を身に付けて、皮膚や目など体を保護してください。
3-2.カビ取り手順
①桶にぬるま湯と塩素系漂白剤を入れる
桶にぬるま湯を入れて、そこに塩素系漂白剤を入れてください。
②桶に布製品を入れてしばらく放置する
桶に布製品を入れてつけ置きして、しばらく放置してください。
③洗濯機ですすぎと脱水をしてから干す
布製品を洗濯機に入れて、すすぎと脱水を行います。
それから天日干しして、しっかりと乾かすようにしましょう。
4.洗えない布製品は消毒用エタノールでカビを除去する
財布やバッグなどの小物、ソファなどの家具にカビが発生した場合は、衣類のように丸洗いすることができません。
そんな時は、消毒用エタノールを使用してカビを除去するようにしましょう。
カビはアルコールに弱い性質のため、消毒用エタノールで死滅させることが可能です。
ただしエタノールには漂白成分は含まれていない為、黒カビの場合は跡が残ってしまうでしょう。
自力で対処が難しい場合は5.自宅でカビ取りが難しいならプロに任せるを参考にしてください。
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出典: amazon
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出典:amazon
4-1.事前準備
用意するもの |
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カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けてください。
※注意事項※
- 換気する
- 火気の近くで使用しない
- 目立たない場所で試してから作業する
カビ取り作業中はカビの胞子が飛散しやすいので、換気しながら行いましょう。
エタノールは引火する恐れがあるため火の近くでは使用しないでください。
全体をカビ取りする前に目立たない場所で試して、問題がなければ作業を行うようにしてください。
4-2.カビ取り手順
①ブラシで表面のカビを取り除く
布製品の表面に付着しているカビを、ブラシで払って除去してください。
ブラシで払う時にカビの胞子が飛び散るので、庭やベランダなどの屋外ですることをおススメします。
また、使用後はブラシの除菌も忘れずに行いましょう。
②消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する
スプレーボトルに消毒用エタノールを注ぎ入れます。
カビやその周辺に消毒用エタノールを吹きかけて、しばらく放置してください。
③風通しの良い場所でしっかり乾かす
布巾で消毒用エタノールを拭き取ってから、風通しの良い場所に干してしっかりと乾かしてください。
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5.自宅でカビ取りが難しいならプロに任せる
ここまで布製品にカビが生えた時の自宅での対処方法について紹介してきました。
しかし個人では手に負えないほどカビが酷い時や、洗えない布製品にカビが生えてしまった時は、自宅でカビ取りしても完全に除去できないこともあります。
カビは少しでも残っているとそこから再発する可能性が高いです。
もしカビが残っている衣類をタンスに戻してしまうと、再発して他の衣類にまでカビが移ってしまう恐れがあるため、徹底的に除去しなければなりません。
簡単に捨てたり、買い替えられないような布製品にカビが生えた場合は、クリーニング業者などのプロに任せるようにしましょう。
5-1.一般的なクリーニング業者
衣類などであれば、近所のクリーニング店に持ち込むという方法があります。
実際にカビが生えているところを見せながら相談することができるので、要望が伝えやすいというメリットがあります。
また忙しくて店頭に行く余裕がないという場合は、宅配クリーニングを活用するというのも一つの手です。
ただし一般的なクリーニング業者の場合は、カビ取りに特化しているわけではないため、カビの状態によっては受け付けてもらえなかったり、カビの跡が残ったまま戻ってきたりするケースもあります。
徹底的にカビを除去したいのであれば、次に紹介するカビ取り専門のクリーニング業者に依頼するのがベストでしょう。
5-2.カビ取り専門のクリーニング業者
カビ取り専門のクリーニング業者であるハーツクリーニングは、国内外の要人が依頼するほど実績のある老舗のクリーニング店と提携しているため、他の業者が匙を投げてしまうような酷いカビでも除去できる可能性があります。
また、医療機器の滅菌処理にも使われているエチレンオキサイドガス(EOG)を使用したガス滅菌を行っているため、しぶといと言われる真菌(カビの菌)や害虫の卵なども死滅させることが可能です。
ただしハーツクリーニングは“最高級カビ取りクリーニング”なので、他のクリーニング業者よりも料金は高く設定されています。
そのため何としてでもカビ取りしたい大切な衣類や財布、バッグなどにカビが生えてしまった時にご依頼いただくことをおススメします。
6.布製品にカビが生える原因とは
そもそもなぜ布製品にカビが生えてしまうのでしょうか。
まずカビは以下の条件が揃っている場所に発生します。
では布製品にこの4つの条件が揃ってしまう原因について解説いたします。
6-1.湿度が高い場所に置いてある
ご存じの方も多いと思いますが、カビは湿度の高い場所に生えやすいものです。
カビは湿度が60%を超えたあたりから活動を始めて、その湿度が高ければ高いほど活発になります。
普段湿度を意識していない方だと、湿度60%を聞いてもあまりピンとこないかもしれません。
まずは以下のグラフをご覧ください。
このグラフは気象庁のデータをもとに作成したもので、2022年の東京の月ごとの平均湿度です。
グラフを見てわかる通り、平均湿度60%以上だったのは3月から12月の10ヶ月間で、その中でも4月から11月は平均湿度が70%以上でした。
要するに1年の中でほとんどの期間はカビが発生しやすい湿度なのです。
部屋が高湿度の状態になると、置いてある家具にカビが生えやすくなります。
またクローゼットやタンスの中は特に湿気がこもりやすいため、そこに保管している衣類や小物はカビの発生リスクが非常に高いと言えるでしょう。
6-2.濡れていると黒カビが生えやすい
6-1.湿度が高い場所に置いてあるでカビは湿度が60%以上の場所に発生するものだとお伝えしましたが、湿度によって発生するカビの種類が異なります。
そして特に高湿度の場所、もしくは濡れている場所に発生すると言われているのが黒カビです。
ここまででも何度もお伝えしてきましたが、黒カビの除去は非常に難しいものです。
カビの状態や素材によっては、プロでも完全に除去することができず、場合によっては処分するしかないこともあります。
最も厄介な黒カビを生やさないためにも、濡れている状態というのは避けなければいけません。
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6-3.汚れが付着している
人間が生きていくために食事するのと同じで、カビも繁殖するために栄養が必要です。
そしてカビにとっての栄養は汚れです。
ソファなら座った時に髪の毛や食べカスが落ちたり、人間の皮脂が付着したりするでしょう。
また衣類や小物なら汗を吸い取ったり、手垢がつくこともあると思います。
汚れた場所にカビの胞子が付着すると、それを栄養にして繁殖し、徐々に範囲を広げていってしまうので注意が必要です。
7.布製品をカビから守るための対策【衣類・小物】
カビが生育するためには「水分(湿度)」「温度」「栄養源」「酸素」の4つの条件が必要です。
逆を言うと、どれか1つでも欠けさせればカビの発生を抑制することが可能なのです。
まずは衣類や、財布・バッグなどの布製の小物のカビ対策からご紹介します。
7-1.濡れたまま放置しない
雨の日などは、服や持っているバッグや財布が濡れてしまうことがあると思います。
濡れたまま放置していると、そこからカビが生える恐れがあり、しかもそれが黒カビの可能性が高いです。
もし濡れてしまったら、風通しの良い場所に置いたり、ドライヤーを使ったりして、しっかりと乾かすようにしてください。
また衣類の場合は、洗濯をした後に完全に乾いていない状態でタンスに戻してしまうとカビが発生しやすくなります。
水分を飛ばしてから戻すように心がけてください。
7-2.湿度の高い場所に置かない
カビは湿度が高い場所に発生しやすいため、置き場所にも注意が必要です。
例えば窓の側に置いてると、結露によって局所的に湿度が高くなっているということがあります。
またタンスやクローゼットは閉め切っていることが多く、湿気がこもりやすい場所です。
湿気対策を行うなどして、保管場所の湿度を下げるようにしてください。
7-3.カビの栄養源になる汚れは除去する
埃や皮脂などカビの栄養源を絶つことで、カビの繁殖を抑制することができます。
基本的に衣類は洗濯して、汚れを落としてからしまうようにしてください。
コートなど洗濯できない衣類は、しばらくクローゼットの外に出しておいて、染み込んだ汗を蒸発させて、洋服ブラシで付着した汚れを除去するようにしましょう。
また、バッグや財布など普段手にするものは手垢などが付着しやすので、定期的に手入れを行うようにしてください。
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7-4.通気性を良くする
通気性の悪い場所は湿気がこもりやすい傾向にあります。
タンスやクローゼットなど閉め切っている場所は特に通気性が悪いので、定期的に換気して、こもっている湿気を出すようにしてください。
湿度の低い日に行うか、部屋を除湿しながら行うことで、カラッとした空気と入れ替えることができるでしょう。
またタンスやクローゼットの中に物がたくさん詰まっていると、換気しても湿った空気が残りやすいので、収納場所に余裕を持たせるようにしてください。
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7-5.除湿剤を活用する
保管場所の湿気対策で最も簡単にできるのが除湿剤を置くという方法です。
湿気は隅に溜まりやすいので、その辺りに置くことで効率的に除湿してくれます。
また、除湿剤で気を付けてほしいのが交換のタイミングです。
除湿剤は湿気を吸い取って水を溜めていくため、一定のところまで来ると効果がなくなってしまいます。
これでは除湿剤を置く意味がありません。
こまめに除湿剤を確認し、必要であれば新しいものと交換するようにしてください。
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8.布製品をカビから守るための対策【家具】
続いてソファや椅子、マットレスなどの布製品の家具のカビ対策を紹介します。
8-1.部屋を除湿する
カビ予防において特に重要なのが湿気対策です。
日本は多湿な気候なので、時期によっては何もしなくても高湿度の状態になってしまいます。
エアコンの除湿機能や除湿機を活用して、室内の湿度を60%以下に保つようにしてください。
もし湿度がわからないということであれば、湿度計の購入してみましょう。
安いものなら数百円から購入できますし、数値が目で見てわかると湿度管理を意識やすくなるのでお勧めです。
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8-2.換気して風通しを良くする
閉め切った部屋では湿気がこもりやすいため、窓を開けてこまめに換気するようにしてください。
窓を1か所開けるだけだと窓周辺の空気しか入れ替わらないので、複数個所の窓を開けるようにしましょう。
部屋に窓が1つしかない場合は、部屋のドアと別の部屋の窓を開けて、家全体の空気を入れ替えるようにしましょう。
カビは空気が滞留する場所に発生しやすいため、しっかり換気して、部屋の隅々まで空気を循環させるようにしてください。
8-3.こまめに掃除する
掃除を怠っている部屋には、埃などのカビの栄養源が蓄積していきます。
掃除機で埃や虫の死骸、髪の毛などを吸い取るなどして、こまめに掃除を行ってください。
またソファや椅子などは、食べカスや髪の毛などが落ちていることもあります。
これらも掃除機で吸い取ったり、粘着クリーナーでコロコロしたりして、こまめに除去してください。
8-4.濡れたらしっかり乾燥させる
ソファなどに誤って飲み物を零してしまうこともあるでしょう。
カビは濡れた場所を好むため、乾かさずに放置しているとカビが発生しやすくなります。
もし濡れてしまったらすぐに拭き取り、風通し良くしてしっかり乾かしてください。
熱に強い素材ならドライヤーを使うのもいいでしょう。
またソファやベッドなどを窓の近くに設置していると、結露によって濡れてしまうことがあります。
そのような場所だと特にカビが生えやすくなるので、家具は濡れない場所に設置するようにしてください。
8-5.壁と家具をピッタリくっつけない
家具を壁にピッタリくっつけて設置している方も多いと思います。
しかし隙間なく置いていると、通気性が悪くなり、湿気や埃が溜まりやすくなります。
もしそのような場所に、浮遊しているカビの胞子が付着すると、一気にカビが広がってしまう恐れがあります。
それを避けるためにも、数センチでいいので家具と壁の隙間をあけるようにしてください。
それだけで通気性がよくなり、カビの発生を抑制できるでしょう。
9.まとめ
今回は布製品にカビが発生した時の対処方法を中心に解説してきました。
丸洗いできる布製品にカビが生えた場合は、酸素系漂白剤で除去しましょう。
発生したのが黒カビで、塩素系漂白剤の使用が可能な布製品だった場合は以下の方法で除去してください。
家具や小物など、丸洗いできない布製品にカビが発生した場合は、消毒用エタノールを使用してカビ取りを行ってください。
ただし消毒用エタノールは揮発性が高く、漂白効果もないため、完全にカビ取りできないケースもあります。
そんな時はクリーニング業者などのプロに任せるのがいいでしょう。
カビ取り専門のクリーニング業者であるハーツクリーニングなら老舗のクリーニング店と提携しているため、頑固なカビでも除去できる可能性が高いです。
またハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているエチレンオキサイドガス(EOG)を使用したガス滅菌を行っているため、しぶといと言われる真菌(カビの菌)でも確実に死滅させることができます。
高価なものや、思い入れのあるものなど、替えの効かない衣類やバッグ、財布などにカビが生えてしまった時は是非ハーツクリーニングまでご依頼ください。
布製品のカビ取りが終わったら、今度は二度と再発しないようにカビ対策をしましょう。
衣類や小物をカビから守るために以下のことを実践してください。
ソファなど家具のカビ対策は以下の方法で行いましょう。
この記事によって、たくさんの方が布製品のカビの悩みから解放されることを願っております。