カビが発生した場合、透明性と誠実さをもって迅速に情報を共有することが重要です。利用者と職員には、発生したカビの種類、健康への潜在的影響、対処計画について詳しく説明します。通信は、メール、公式の告知、ウェブサイトの更新など、複数のチャネルを通じて行うべきです。また、安全が確保されるまでの対応策として、一部エリアの利用制限情報も伝えるべきです。
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執筆者穂苅 英樹
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長野県出身。大学院修了後、東証プライム上場の総合建設会社にて再開発施設・マンションの開発に従事。その後、独立系デベロッパーを経て、2014年にハーツリッチ株式会社を設立。2020年より日本建築防黴協会の専務理事に就任。これまでに、カビ対策専門の建築士として、相談・調査を含め累計5000件を超える現場でカビ問題を解決。現在は事業の傍ら、テレビ出演や雑誌の取材などを通じて、カビに関する正しい知識を広める活動を行っている。(出演番組:日本テレビ「ZIP!」、TBSテレビ「ひるおび」など)