まず、エアコンのフィルターと排水系統の定期的な清掃とメンテナンスは、カビの発生を防ぐために不可欠です。次に、エアコン内部のコイルや排水トレイも、カビの発生場所となりやすいため、これらを定期的に専門の技術者が清掃することが推奨されています。また、エアコン使用時だけでなく、使用していない期間にもカビが発生することがあるため、長期間使用しない場合は内部を適切に乾燥させておくことが大切です。これには、エアコンのドライモードを活用することが効果的です。これらの専門家のアドバイスに従うことで、エアコンの性能を長持ちさせるとともに、健康的な室内環境を維持することができます。
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執筆者穂苅 英樹
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長野県出身。大学院修了後、東証プライム上場の総合建設会社にて再開発施設・マンションの開発に従事。その後、独立系デベロッパーを経て、2014年にハーツリッチ株式会社を設立。2020年より日本建築防黴協会の専務理事に就任。これまでに、カビ対策専門の建築士として、相談・調査を含め累計5000件を超える現場でカビ問題を解決。現在は事業の傍ら、テレビ出演や雑誌の取材などを通じて、カビに関する正しい知識を広める活動を行っている。(出演番組:日本テレビ「ZIP!」、TBSテレビ「ひるおび」など)