3600件カビの現場を調査した私だからわかるカビる家の特徴10選

こんにちは、代表の穂苅です。

私は年間200日以上カビの現場に足を運んでいます。
1日に2件ほどの現場を訪れているため、年間で400件以上、9年間で合計3600件以上のカビの現場を見てきたことになります。

また、カビが発生している住宅や会社を訪れた際にただ現場を見るだけでなく、住んでいる方や社員の方のお話を聞き、発生原因の追究をしてきました。

その経験から、家に一歩踏み入れただけで、その家でカビがどのレベルまで広がっているのか見抜くスキルを身につけることができました。

多くの方が「ある日突然カビが発生した」と思っているようですが、実はそうではありません。

ほとんどの現場で、カビの発生要因は1ヶ月以上前、場合によっては数年前から存在していました。
そして特定の環境が整うことで、急激にカビが成長するのです。

今回は、その要因について具体的に解説したいと思います。

これらに該当する場合は、カビの可能性があるので注意してください。

もしカビの臭いを感じたり、カビが発生している恐れがあるようなら、ハーツクリーンまでご連絡ください。
穂苅を指名していただければ、私自身が現地に伺います。

ではカビが発生している家に多い特徴を紹介します。

 

1.24時間換気を止めている

換気を行うことで室内の湿度がコントロールされ、カビの発生を防ぐことができます。
そのため、換気を止めてしまうと湿度が上がり、カビが生育しやすい環境を作ってしまいます。

 

2.外壁側の壁に結露が出ている

結露は湿度が高い状態を示します。
これがカビの発生源となり、結露がある場所にカビが生えてしまいます。

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3.結露が出る部屋に珪藻土を使っている

意外と使い方が間違っているケースが多いのが珪藻土です。
珪藻土は吸水性のある建材ですが、常に濡れているところだと建材のキャパを超えてしまいます。
そうなると常に濡れた状態になり、一気に増殖してしまうことがあります。

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4.紙にポツポツと茶色のシミがある

これはカビの一種が紙に発生し始めた兆候です。
湿度が高い状態で放置された紙はカビの発生源となりやすいです。

 

5.冬でも湿度が高く感じる

冬でも湿度が高いと感じる場合、それは室内の湿度調整がうまくいっていない可能性があります。
適切な湿度管理ができていない場所はカビが生育しやすい環境となります。

 

6.地下室がある

地下室は空気が滞留しやすいため、湿度が高くなります。
また、自然光も入らないため非常にカビやすい場所です。

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7.荷物が多く埃が溜まっている

荷物が多いとその周りに埃が溜まりやすくなります。埃はカビが繁殖するための栄養になります。
空気の流れも悪くなり、湿度が上がりやすいです。

 

8.出張が多かったり、別荘を利用している

長期間不在にすると室内の空気が滞り、湿度が上がりやすくなります。
また、使われていない部屋は、温度や湿度の管理がされにくく、カビが生えやすくなります。

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9.細かい虫が多い

一部の虫はカビやカビの胞子を餌にしています。
そのため、虫が多い場所は既にカビが発生しているか、カビの発生リスクが高い環境の可能性が高いです。

 

10.低層階で自然光がほとんど入らない

カビは暗くて湿った場所を好むため、自然光が少ない場所はカビが発生しやすい環境です。

 

カビ対策は、カビの知識だけでなく、建築の知識や調査力なども重要です。
なぜカビが発生したのか原因を特定できなければ、再発を防ぐことは難しいでしょう。

ハーツクリーンの強みは特許を取得した技術力ですが、それだけではありません。

弊社はこれまでに、ホテル、外資系ブランドメーカー、ハウスメーカーなどからの依頼で、カビの調査を行ってきました。

ただ単にカビの生物学的な調査を行うだけでなく、カビの発生原因を突き止め、再発を防ぐ解決策の提案も同時に行っています。
「カビの原因を追究し、お客様に寄り添った提案をする」
これが弊社の最大の強みであると自負しています。

私自身もこれまでに北海道から石垣島まで、全国各地のカビ対策の現場に出向いてきました。
カビに関する問題で悩んでいる方は、お気軽にハーツクリーンまでご連絡ください。

早期のご指名をいただければ、私自身が現地に伺い、問題解決のお手伝いをさせていただきます。