学校内の湿度管理を行うことが要です。湿度計を使用して適切な湿度を保ち、定期的に換気を行いましょう。エアコンや換気扇のフィルターは定期的に清掃し、正常に機能しているか確認します。教室の隅や窓側、廊下やトイレなどの湿気が多い場所は特に注意し、カビの発生を未然に防ぐためにこまめに掃除を行います。
また、水漏れや結露を早期に発見し修理することも重要です。カビが発生しやすい場所には、防カビ対策を施した壁材や床材を使用することも効果的です。生徒や職員がアレルギー症状を訴えた場合、速やかに対応し、必要なら専門家に相談してカビの有無を確認します。さらに、カビに敏感な人には、必要に応じてマスクの着用や、空気清浄機の利用を促します。