関西のカビ取り業者が直伝！大阪・兵庫で効果絶大の本格カビ対策術

関西で暮らしていると、湿気との戦いが日常茶飯事です。
高温多湿の気候に加え、梅雨や夏場の蒸し暑さが重なると、気づかないうちにカビが発生し、家中を侵食してしまうことも珍しくありません。
実は、関東とは違う関西特有の環境をしっかり意識しないと、通常のカビ対策では効果が不十分な場合があります。

そこで本記事では、関西で生まれ育ち、この地域の気候や住宅事情を熟知した私たちが、効果的なカビ対策やおススメの防カビグッズなどを詳しく紹介します。

大切な住まいを清潔で快適に維持するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

・関西でカビが発生しやすい理由 ・部屋別の対策ポイント ・プロがおススメするカビ対策アイテム

1. カビが発生する要因と湿度が与える影響

関西の気候では、カビの発生を防ぐには環境に適した対策が必要です。

まずはカビがどのように発生するのか、基本的なメカニズムと湿度との関係を詳しく解説します。

 

1-1. カビが発生するメカニズム

空気中には常にカビの胞子が漂っており、1㎥あたり数個～数千個存在するといわれています。
これらの胞子が壁や家具、衣類などに付着し、適した条件が整うと、数日から数週間かけて菌糸（カビの根）を伸ばし、やがて目に見えるカビへ成長していきます。

適した条件というのは、以下の４つが揃っている場所です。

日本の気候は高温多湿であり、さらにホコリや汚れが蓄積した場所では、この4つの条件が容易に整ってしまいます。

水回りは特にカビが発生しやすい場所ですが、それ以外にも、家具の裏やクローゼット内など風通しの悪い場所、汗や皮脂が付着した衣類なども、カビが繁殖しやすいポイントです。

 

1-2. カビと湿度の深い関係

相対湿度が60％を超えると、カビが発生しやすくなると言われています。
特に日本の梅雨時期や夏場は湿度が70〜80％を超えることも多く、換気や除湿を怠るとカビの繁殖が急激に進む可能性があります。

湿度とカビの関係は以下のようになります。

湿度50％以下	カビの繁殖はほとんど進まない
湿度60％以上	カビの発生が始まる
湿度70％以上	短期間でカビが急成長
湿度80％以上	カビが爆発的に増殖

湿度が高くなるほどカビの成長スピードは加速するため、湿度をコントロールすることがカビ予防には不可欠です。

特に関西のように高温多湿になりやすい地域では、換気や除湿をこまめに行うだけでなく、結露対策や水回りの管理にも十分に気を配ることが大切です。

 

2. 大阪・兵庫特有の気候とカビの関係

関西の中でも、大阪・兵庫はカビが発生しやすいエリアです。
その理由を、気候的要因と住宅環境・生活習慣の両面から詳しく見ていきましょう。

 

2-1. 大阪・兵庫地域はカビが発生しやすい気候？

大阪や兵庫県南部（神戸市周辺）の湿度は高く、特に梅雨や夏場は湿度が70％を超える日が続きます。

気象庁のデータによると、近畿地方の中でも大阪平野部は夏場の蒸し暑さが厳しく、高温多湿の状態が昼夜問わず続く傾向にあります。
また、兵庫県南部は瀬戸内海に面しているため、海から湿った空気が流れ込みやすいのが特徴です。

この影響で、梅雨時や夏場には湿度が急上昇し、カビが繁殖しやすい環境が整います。

 

2-2. 関東よりカビ相談が25％多い理由とは

弊社が大阪・兵庫エリアと関東エリアそれぞれのカビトラブル相談件数を比較したところ、人口比で約25％も大阪・兵庫エリアのほうが多いという結果が出ました。
その背景として、以下の要因が挙げられます。

気候・地理的な要因

• 大阪平野部や瀬戸内海沿岸では、高温多湿が長期間続きやすい
• 盆地や平野が多く、風通しが悪く湿気が溜まりやすい

住宅環境・生活習慣の要因

• 換気設備が不十分な住宅が多く、湿気がこもりやすい
• 住宅密集地により風通しが妨げられ、湿気が逃げにくい
• クローゼットや押し入れを多用することで、収納内部の通気性が悪くなりがち

このように、大阪・兵庫エリアは気候と住宅環境の両面で湿気が溜まりやすく、関東と比べてもカビ被害に関する相談が多い傾向が見られます。

 

3. プロが実践するカビ対策の基本

カビ対策の基本は、湿気を溜めないことです。
湿気が溜まるとカビの温床になり、繁殖を抑えるのが難しくなります。

ここでは、プロが推奨する具体的な対策を解説します。

 

3-1. 換気の重要性と効果的な方法

室内の湿気対策の第一歩は、換気を徹底することです。
以下のポイントを押さえて、効率的な換気を実践しましょう。

①毎日換気を心がける

毎日の換気を習慣にすることが大切です。
朝と夜に窓を開けることで、室内に溜まった湿気や熱気を外に逃がし、新鮮な空気を取り込むことができます。
特に、部屋の対角線上にある窓を開けると空気がスムーズに流れ、効率的な換気が可能になります。

②扇風機やサーキュレーターを活用する

窓を開けるだけでは換気が不十分な場合、扇風機やサーキュレーターを活用するという方法もあります。
サーキュレーターを窓の外に向けて設置し、湿気を強制的に排出すると効果的です。

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③湿度チェックを習慣化する

室内に湿度計を設置し、湿度が60％を超えないように注意しましょう。
特に関西では湿度が高くなりやすいため、除湿機やエアコンの除湿機能を活用しながら、快適な室内環境を維持することが大切です。

タニタ 温湿度計

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3-2. 結露対策のポイント

結露はカビの原因となる湿潤環境を作り出します。
特に冬場は窓や壁に水滴が溜まりやすいため、以下の対策を取り入れましょう。

① 除湿機を活用

除湿機はエアコンよりも効率よく湿気を取り除くため、結露対策に効果的です。
特に湿度が高くなりやすい寝室やクローゼットで使用すると、カビの発生を防げます。
空気清浄機能付きの除湿機なら、ホコリやカビ胞子の除去も可能です。

② エアコンの除湿モードを活用

除湿機がない場合は、エアコンのドライ運転を活用すると湿気を抑えられます。
ただし、冷房運転は結露を招く可能性があるため、室温を25℃程度に設定すると効果的です。

③ 窓の結露防止シートや断熱対策

窓の結露対策には、結露防止シートの使用が効果的です。
厚手のカーテンで断熱性を高めるのも有効ですが、カーテン裏に湿気がこもらないよう換気を心がけましょう。
シートの交換やカーテンの洗濯を定期的に行い、清潔な状態を維持することが大切です。

ニトムズ 窓ガラス 結露防止シート

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3-3. 「コパリンフィルター」で空気環境を改善

湿気対策を徹底しても、空気中に漂うカビの胞子を完全に防ぐことは難しいものです。
換気や除湿を行っても、目に見えない胞子が家具や衣類に付着し、カビの発生につながることがあります。

この問題を解決するために、弊社が独自に開発したのがコパリンフィルターです。
このフィルターには以下の特徴があります。

①簡単に取り付け可能

エアコンに取り付けるだけで、空気清浄機能を追加できるフィルターです。
日立物流などのプロの現場でも導入され、保管品のカビ被害を10分の1に抑えた実績があります。

②メンテナンスが簡単

一般的な空気清浄機とは異なり、エアコンの分解洗浄業者に依頼すれば簡単に清潔を保てます。
手間を減らしたい方や、空気清浄機のフィルター掃除が面倒な方にもおすすめです。

③カビの発生リスクを軽減

空気中のカビの胞子を80％以上削減（※自社調査）し、家具や衣類への付着を防ぎます。
実際に導入したお客様からは、「カビ臭さがなくなり、掃除が楽になった」という声が多く寄せられています。

④その他の特性

カビ胞子だけでなく、花粉やホコリの除去にも対応しており、ハウスダストアレルギーをお持ちの方でも安心です。
製品の取り付けやご相談については、弊社の専門スタッフがサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

4. 部屋別の防カビテクニック

カビのリスクは部屋ごとに異なります。
それぞれの特徴を理解し、適切な対策を取ることで、効率的にカビを防ぐことができます。

 

4-1. キッチンの防カビ対策

キッチンは水や油を頻繁に使用するため、湿気や汚れが溜まりやすく、カビの温床になりがちです。
そのため、換気や清掃を徹底することで、カビの発生を防ぐことができます。

① 換気を徹底する

調理中や洗い物の際は、必ず換気扇を回すか、窓を開けて湿気を逃がしましょう。
冬場も換気を怠らないことで、湿気がこもるのを防げます。
また、シンク下や食器棚の扉も定期的に開けたり、除湿剤を置いたりして、湿気がこもらないようにしましょう。

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② 汚れを放置しない

シンクや排水口の水垢やヌメリはカビの原因になるため、毎日こまめに掃除し、汚れを溜めないことが大切です。
コンロ周りの油汚れも放置するとカビが発生しやすいため、調理後すぐに拭き取る習慣をつけましょう。

③ 食材や調味料の保管に注意

冷蔵庫内も湿気がこもりやすく、カビが発生するリスクがあります。
カビは5℃程度でも成長するため、食品の期限管理を徹底し、冷蔵庫内を詰め込みすぎないようにしましょう。

 

4-2. 浴室の防カビ対策

浴室は湿度が非常に高く、家の中で最もカビが発生しやすい場所です。
換気や掃除を徹底し、湿気を溜めない工夫をすることが重要です。

① 使用後の換気が必須

入浴後は必ず換気扇を回すか、窓を開けて湿気を逃がしましょう。
浴室内に残った水滴を減らすために、シャワー後に壁や床をタオルで拭き取ると乾燥が早まります。

② 定期的な掃除を習慣に

シャンプーや石鹸のカスはカビの栄養源となるため、使用後は水で洗い流し、汚れが蓄積しないようにしましょう。
また、週に1回は浴室全体をしっかりと掃除し、カビの発生を防ぐことが大切です。

③ 小物の管理

ボトル類の底には水が溜まりやすく、カビが発生しやすいので、吊るすタイプの収納アイテムを活用して水切りを良くしましょう。
浴室マットやカーテンも湿気を含みやすいため、定期的に洗濯・乾燥を行い、カビの発生を防ぐことが重要です。

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【重要】天井カビのリスク

天井にカビが発生すると、壁や床のカビよりも13倍以上の速さで増殖するということが弊社の実験で明らかになっています。
天井のカビを放置すると部屋全体に胞子が広がり、より広範囲に被害が及ぶため、早めの除去が重要です。

天井カビ対策

• 除菌効果のあるスプレーを天井に吹き付け、しっかり除去する
• 長期的にカビを防ぐために、防カビコーティング剤を活用する

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4-3. 寝室の防カビ対策

寝室は、汗や皮脂の影響で湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい場所の一つです。
特に北側に位置する寝室は通気性が悪く、湿気が溜まりやすいため注意が必要です。

① 日光を取り入れる

布団やマットレスは定期的に日干しや陰干しを行い、湿気を逃がすことが重要です。
また、部屋に日光を取り入れることで、紫外線の殺菌効果によりカビの発生を抑えやすくなります。

② ホコリをためない

寝室はホコリが溜まりやすく、これがカビの栄養源になるため、週1回の掃除機掛けを習慣化しましょう。
カーペットを使用している場合は、定期的に洗浄するか、吸湿しにくいラグに交換することで、湿気を減らしカビの発生を防ぐことができます。

③ ベッド周りの通気性を確保

ベッドや家具を壁から5〜10cmほど離して配置し、空気の流れを確保しましょう。
また、押し入れやクローゼットは湿気がこもりやすいため、除湿剤や防カビシートを設置し、定期的に交換することが大切です。

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4-4. 見落としがちな場所の防カビ対策

普段の掃除では気づきにくい場所にも、カビは発生しやすくなっています。
湿気がこもりやすい場所や、空気の流れが悪い場所は注意しましょう。

①閉め切っている場所や家具の裏などの隙間

クローゼットや押し入れ、シンク下の収納、家具の裏は通気性が悪く、湿気がこもりやすい場所です。
定期的に収納扉を開けて空気を入れ替えたり、家具を壁から少し離して風の通り道を確保することで、カビの発生を防ぎやすくなります。
また、ホコリや汚れがカビの栄養源になるため、こまめな拭き掃除も効果的です。

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②エアコン内部

エアコンは冷暖房の使用で結露が発生しやすく、カビが繁殖しやすい環境です。
カビが増えると、運転時に胞子が拡散し、カビ臭や健康被害の原因になります。
定期的にフィルターを掃除し、必要に応じてプロのクリーニングを依頼し、内部のカビを徹底的に除去しましょう。

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5. カビ対策で陥りやすい失敗と解決法

カビ取りをしているつもりでも、間違った方法では逆にカビを広げてしまうことがあります。
特に大阪・兵庫のように湿気の多い地域では、「青カビ」や「白カビ」が発生しやすく、放置すると家全体に広がるリスクが高まります。

弊社の調査によると、カビの胞子は空気中に約3時間浮遊し、その間に最大50㎡以上の範囲に拡散することが確認されています。

ここではやってしまいがちな失敗と、正しいカビの除去方法について解説します。

 

5-1. カビ発生時にやってしまいがちな失敗

カビを見つけた際、誤った掃除方法を行うと胞子が舞い上がり、かえってカビの被害を拡大させる恐れがあります。
以下のような方法には注意が必要です。

① 掃除機で吸う

カビを掃除機で吸い取ると、内部で胞子が破裂し、排気とともに家中へ拡散する恐れがあります。
弊社の社内実験では、掃除機でカビを吸い込んだ場合、空気中の胞子量が10倍以上に増加するケースが確認されています。

② 乾拭きする

乾いた布でカビを拭き取ると、胞子が空気中に飛散し、かえって被害範囲を広げる原因になります。
特に壁紙や家具の表面に発生したカビを乾拭きすると、目には見えない胞子が室内全体に広がる恐れがあります。

③ 水拭きのみで済ませる

水拭きを行うと表面は一時的にきれいになりますが、カビの根が残ったままだと再発しやすくなります。
さらに、拭き取った後の水分が残ると、新たなカビの温床となる可能性があります。

 

5-2. 専門家が教える安全＆確実な対処法

間違った掃除法を避けるだけでなく、適切な除去手順や防カビ策を知っておくことが大切です。
カビは時間が経つほど広がりやすくなるため、初期段階で適切な対処を行えば、大掛かりな清掃を回避しやすくなります。

 

カビを除去する正しい方法

白カビや青カビが発生した際は、胞子が空気中に拡散しないように注意しながら、適切に除菌することが重要です。

ドラッグストアやホームセンターなどで手軽に購入できるもので除去するなら、消毒用エタノールがおススメです。

ドーバー　パストリーゼ77

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ただし、カビの種類によってはエタノールが効かないものもあります。
また、エタノールは一部の白カビを白化させ、素材を劣化させてしまう可能性があるため、使用時には注意が必要です。

確実にカビを死滅させるには、銅イオン（CU2+）配合の専用液剤を使うのがおすすめです。
弊社のコパリンCU2＋（クリーンプロテクションCU2＋）は、カビを根本から分解し、再発を抑える効果が期待できます。

 

① 液剤を含ませた布で拭き取る

消毒用エタノールやコパリンCU2＋を含ませた布で、カビが生えている箇所を優しく拭き取ります。

② 拭き取った後はしっかりと乾燥させる

除去後は、清潔な乾布で表面を拭き、水分を完全に取り除きます。湿気が残るとカビの再発を招くため、徹底した乾燥が重要です。

 

防カビグッズの活用

カビを除去した後は、防カビ剤を塗布し、再び繁殖しないように予防することが重要です。

後ほど6. プロ推奨のカビ対策グッズと使用法で詳しく紹介するクリーンプロテクション800やコパリンシリーズのように長期間効果を持続する製品は、メンテナンスの手間も軽減できます。

 

6. プロ推奨のカビ対策グッズと使用法

カビ対策を徹底するためには、適切な製品を選び、正しく使用することが重要です。
ここでは、プロが推奨するカビ取り・防カビ商品の特徴と選び方について解説します。

 

6-1. 効果的な商品と選び方

カビ対策の基本は、まず発生したカビをしっかり取り除き、その後に防カビを行うことです。
その上で、弊社が開発したカビ取り剤と防カビグッズをご紹介します。

 

• ①【カビ取り剤】カビ取りマイスター（カビ取りマイスター 除カビ剤）

カビ取りマイスターは、強力な効果を発揮するプロ仕様のカビ取り剤です。
乾燥すれば食塩になるよう液剤を調合している為、ペットや赤ちゃんがいても安心してご利用いただけます。
浴室以外にも壁紙や窓枠など水で流せない箇所でも使用できます。

 

• ②【防カビ剤】クリーンプロテクション800（カビ取りマイスターキット）

 

クリーンプロテクション800は、タンパク質の成長を阻害する成分を含んだ防カビ剤 で、弊社の特許取得工法「クリーンプロテクション工法」において、最初の工程として使用されます。
この工法は文部科学省の設計仕様にも追加された実績があり、高い防カビ効果が認められています。
通常の現場では、クリーンプロテクション800を噴霧するだけで、高い防カビ効果を発揮します。

 

• ③【防カビ剤】コパリンシリーズ（ドウベルLP）

コパリンは弊社が開発した特許取得済みの防カビ剤で、全国200以上の病院施設やトヨタ自動車、英国大使館などで採用された実績があります。
防カビ効果が高く、空気中の浮遊菌が付着した際に瞬時に殺菌する常時殺菌型の防カビ剤で、長期間にわたってカビの発生を抑制します。

 

6-2. 製品を選ぶ際のポイント

カビ対策アイテムを選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえることで、より効果的にカビの発生を防ぐことができます。

① 成分の安全性

カビ対策商品は長期間使用するものだからこそ、人やペットに無害な成分であることが重要です。
化学物質が強すぎると、健康や環境への影響が懸念されるため、安全性が確認された製品を選ぶことが大切です。

② 効果の持続性

防カビ効果が短期間で切れるものは、頻繁な再処理が必要となり、手間やコストがかかります。
持続性のある防カビ剤を選ぶことで、長期間にわたりカビの発生を抑えることが可能です。

③ 適用範囲の広さ

カビは浴室だけでなく、壁紙、窓枠、エアコン内部など、さまざまな場所で発生します。
そのため、多用途に使用できる製品を選ぶことで、コストを抑えながら効果的なカビ対策が可能になります。

 

7. まとめ

関西は高温多湿な気候のため、カビの繁殖が進みやすく、大阪や兵庫では特に注意が必要です。

湿度が60％を超えるとカビが発生しやすくなり、梅雨や夏場には70〜80％に達することも少なくありません。
そのため、換気や除湿、結露対策を徹底することが重要です。

また、住宅環境や収納スペースの通気性が悪いと、カビ発生リスクが一段と高まります。
各部屋ごとに適したカビ対策を行いましょう。

• キッチン
  換気を徹底し、水垢や油汚れをこまめに除去する
• 浴室
  入浴後の換気や拭き取りを習慣化し、湿気を逃がす
• 寝室
  布団や家具の通気を確保し、ホコリをためないようにする

 

万が一カビが発生した場合は、掃除機や乾拭きで広げないよう注意してください。
そして、カビの胞子が拡散しないように、除菌効果のある液剤を含ませた布でやさしく拭き取りましょう。

さらに、「コパリンCU2+」「クリーンプロテクション800」などの専用の防カビ商品を併用することで、カビの再発を防ぐことができます。

 

これらの対策を実践し、湿気をコントロールすることで、カビの発生を抑えられます。
快適で清潔な住環境を維持するためにも、ぜひ試してみてください。