カビの存在は潜在的な購入者や賃借人にとって大きな懸念事項となり、物件の魅力が大幅に低下します。これにより、物件の評判が悪化し、売却や賃貸のプロセスが遅れる可能性があります。市場価値に関しては、カビの程度や広がりによりますが、修復や除去にかかるコストが高額になる場合、販売価格に直接的な影響を及ぼします。具体的には、カビの除去や修繕にかかる費用を考慮して、物件の価格が10%から30%程度減少することもあります。さらに、カビの問題が解決されない限り、購入者は価格交渉を強く求める可能性が高く、市場価値の低下につながります。
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執筆者穂苅 英樹
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長野県出身。大学院修了後、東証プライム上場の総合建設会社にて再開発施設・マンションの開発に従事。その後、独立系デベロッパーを経て、2014年にハーツリッチ株式会社を設立。2020年より日本建築防黴協会の専務理事に就任。これまでに、カビ対策専門の建築士として、相談・調査を含め累計5000件を超える現場でカビ問題を解決。現在は事業の傍ら、テレビ出演や雑誌の取材などを通じて、カビに関する正しい知識を広める活動を行っている。(出演番組:日本テレビ「ZIP!」、TBSテレビ「ひるおび」など)
