事例の概要
東京都多摩市の集合住宅で、自宅2部屋のカビ問題に対して選択肢を明示し、壁紙を残す施工でご負担を抑え2日間で完了させた事例です。
課題
- 自宅2部屋でカビが広がり、壁紙貼替が必要か判断できなかった
- 大掛かりな工事や、長期間部屋が使えなくなる事態を避けたかった
- 施工範囲や費用の妥当性が不明で、必要な対策を見極められなかった
成果
- 限界や費用を比較し、納得のうえで最適な施工範囲を選択できた
- 壁紙貼替を伴わず、費用を抑えて完了した
- 施工は2日間で完了し、部屋を使えない期間を最短に抑えられた
抱えていた課題/依頼の背景

ご自宅の2部屋のうち、一方の部屋では窓際の天井から線状にカビが広がって壁面へ移行しており、もう一方の部屋では角を中心に比較的大きく広がっている状況でした。
ご依頼者様はカビ対策を求めていらっしゃいましたが、壁紙を剥がして全面張り替える必要があるのかを、慎重に検討したいというご意向をお持ちでした。大掛かりなリフォームを前提とするのではなく、まずは現場の状況を確認したうえで、必要な施工内容を知りたいという段階でのご相談です。
また、ご自宅の部屋が対象であることから、工事によって長期間部屋が使えなくなる事態は避けたいという切実なご事情もおありでした。そのため、専門家の視点で適切な対応策を提案してもらえる外部サービスをお探しになり、弊社の現地調査とご提案へお申し込みいただきました。
今回案件のポイント
本案件における最大のポイントは、施工範囲と費用のバランスを踏まえた選択肢の提示にありました。
現地確認の際、壁紙の裏側までカビが及んでいる可能性が認められました。裏側まで処置するには壁紙の剥がしと内装復旧が必要で、費用が上がります。一方で、壁紙を残して表面から施工すれば費用は抑えられますが、裏側のカビが残る可能性という制約が生じます。
何が正解かはお客様の優先事項によって変わるため、弊社では対応範囲と費用が異なる3つの案をご提示しました。それぞれの案における限界やリスクを事前に明記し、ご納得いただいたうえで施工範囲を決定していただけるよう配慮しています。
また、施工に伴う素材への影響も、事前に細かく整理してお伝えしました。木部の着色残存や色ムラの可能性、黒色部分の扱い、破損リスクのある棚を対象外とすることを事前に合意し、施工後の認識の相違を防ぎました。
依頼から施工完了までの流れ
ご依頼をいただいてから施工完了までの主な流れは、以下のとおりです。
- 現地確認と提案
洋室と和室のカビの広がり具合を確認し、施工範囲の測定を行いました。壁紙裏にカビが存在する可能性や各施工方法の限界を明示したうえで、費用の異なる3つのご提案を行い、ご希望に合わせたプランを選んでいただきました。 - 施工の事前準備
ご依頼者様に施工対象となる2部屋の荷物を移動していただき、施工にあたっての作業スペースを確保しました。 - 除カビ・防カビ施工の実施
洋室約4.5畳と和室約8畳の壁紙表面、天井、壁面を対象に、除カビおよび防カビの施工を行いました。黒色部分など変色の恐れがある箇所は養生や脱着を行い、慎重に作業を進めています。 - 乾燥案内と完了案内
施工終了後、薬剤の定着と安全な使用のために室内を十分に乾燥させるようご案内し、2日間の工程をすべて完了しました。
得られた結果
施工内容や費用の異なる選択肢から、状況やご予算に合った施工範囲を、ご自身で決定していただける環境が整いました。選択した施工方法の限界や注意点をあらかじめご理解いただいたことで、施工後の認識の違いが生じないスムーズな進行を実現しています。
壁紙の貼り替えを行わずに費用を抑えつつ、部屋単位での除カビ・防カビ施工を完了させました。事前の素材確認により、色ムラや対象外箇所の合意形成を図ったうえで、確実な施工を実施しています。
また、施工期間を2日間に抑えたことで、生活空間が制限される時間を最小限にとどめられました。
▼施工前後の比較(Before / After)
施工前後の変化が分かるよう、Before / Afterの写真をご覧ください。

今回案件で発揮できたハーツリッチの強み
1:費用と限界を明確にした3つの選択肢を提示し、ご納得の施工を実現
ご依頼者様は、壁紙を全面張り替えるべきか判断がつかず、大掛かりな工事や費用膨張に対する不安を抱えていらっしゃいました。
弊社は、全面貼替、部分貼替、貼替なしの3案をご提示し、最も費用を抑えた案でも「壁紙裏のカビが残る可能性」という制約を、見積段階で包み隠さず明記しました。
判断基準と限界が明確になったことで、ご依頼者様は納得感を持って、ご自身の希望に合った施工範囲を選択できました。
施工後には菌数を測定し、いずれの測定箇所も当社基準の清潔域に収まっていることをご確認いただいています。
2:素材への影響や対象外箇所を事前共有し、トラブルを未然に防止
施工後の変色や破損、作業範囲の認識の違いによるトラブルのリスクがありました。
そこで、木部の着色残存や色ムラの可能性、黒色部分の扱い、破損の恐れがある棚を対象外とすることを、施工前に整理してお伝えしました。
事前にリスクや範囲が明確になったことで、疑問や不審感を抱くことなく、安心してお任せいただくことができました。
代表 穂苅からのコメント
費用や工事規模へのご不安に対して、選択肢とその限界を正しくお伝えすることが、私たちの考える誠実な対応です。
お客様それぞれに生活のかたちやご事情がある以上、常に最大限の施工をご提案することが、必ずしも最善とは限りません。何ができて、何ができないのかをお伝えしたうえで、お客様ご自身に選んでいただくことを大切にしています。
今回、ご納得のうえで施工範囲をお決めいただき、落ち着いて過ごせる状態へと戻されたことを、大変うれしく思っております。
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住宅のカビ対策事例は、施工事例(住宅)の一覧からもご覧いただけます。
住宅のカビ取りでお悩みの方は、ハーツリッチにご相談ください
ハーツリッチは、住宅のカビ問題を根本から解決するカビ対策の総合専門会社です。
本事例でお伝えしてきたとおり、ご自宅のカビ対策や工事範囲でお悩みの方は、ハーツリッチで解決できる可能性が高いです。
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