諦めたくない方必見!お気に入りのコートにカビが発生した時の正しいカビ取りと7つの対策

「衣替えをしようと思って服を整理していたら、コートにカビが生えていた」

「久しぶりに着ようと思ったコートが真っ白に…。もしかして白カビ?」

コートは寒い時期にだけ着るため、クローゼットの中で眠っていることが多いと思います。

そのため、久しぶりに着ようと取り出したら、コートがカビだらけになっていたということも少なくありません。

「費用も掛かるし、できれば自宅でカビ取りしたい」と思っている方もいるでしょう。

しかし、結論から言うと、自宅でのカビ取りよりもクリーニングに出すことをおススメします。

大きな理由としては以下の2つです。

  • コートは洗濯できない素材であることが多い
  • カビは完全に死滅させないと再発を繰り返す可能性が高い

自宅でカビ取りすることは、コートが傷んでしまったり、すぐにカビが再発して他のものにもカビが移ってしまうリスクがあります。

それでも「明日すぐに着たい」「とにかく費用をかけたくないから自宅でカビ取りしたい」などそれぞれ事情はあるでしょう。

そこで今回、失敗しない自宅でのコートのカビ取り方法について解説します。

また、クリーニング業者の特徴なども紹介するので、クリーニングに出す際は是非参考にしてみてください。

この記事でわかること


  • 自宅でできるコートのカビ取り方法
  • カビ取りしてくれるクリーニング業者について
  • コートにカビが発生する原因
  • コートのカビを防ぐための対策

 

1.自宅でカビ取りする前に!コートのタグとカビの種類を確認する

ウール、カシミヤ、ポリエステルなど、コートによって素材の種類は様々です。

素材によって「摩擦に弱い」「熱に弱い」など特徴が異なるため、間違った方法でカビ取りするとコートが傷んでしまうかもしれません。

それを防ぐためにも、まずは洗濯表示マークと発生しているカビの種類の確認をしましょう。

 

1-1.洗濯表示マークの確認

通常衣類にはタグが付いており、そこに洗濯表示マークが記載されています。

カビ取りの方法としては、アルコールなどで除去する方法と漂白剤で除去する方法があります。

黒カビは漂白剤を使用しなければカビの色素まで落とすことが出来ないのですが、「家庭での洗濯禁止」や「塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止」のマークが記載されている場合は、漂白剤を使用したカビ取りができません。

もし洗濯表示マークを無視してカビ取りを行うと、コートが縮んだり、色落ちしてしまうなどして、二度と着られなくなってしまうかもしれません。

大事なコートを守るためにも、必ずカビ取り前にタグを確認し、洗濯表示マークに則ったカビ取りを行ってください。

 

1-2.カビの種類を確認

カビは世界で約3万種生息していると言われるほど種類が多くありますが、衣類に発生しやすいカビは大きく分けて「白カビ」「黒カビ」です。

 

白カビの特徴

白い綿のようなものが付着するのが白カビで、濃い色の服だと特に目立ちやすいでしょう。

白カビは菌糸を這わせながら増殖していき、成長が早いのが特徴です。

根が浅いため、黒カビと比べると除去しやすいので甘く見られがちですが、根が浅いということは飛散しやすいとも言えます。

カビの胞子が舞うと、服だけでなくクローゼットや部屋の壁などにもカビが移ってしまう危険があるので、見つけたらすぐに対処するようにしましょう。

 

黒カビの特徴

黒い点のようなものがポツポツと付着しているのが黒カビです。

黒カビは湿度の高い場所にのみ生えるため、濡れた衣類を放置したり、保管場所の湿度が高い時に発生します。

繊維の深いところまで根が張っているため、非常に落としにくく、クリーニング業者などのプロでさえも除去できないことのあるほど厄介なものです。

 

 

2.【白カビ】コートのカビ取り方法

カビはアルコールに弱いため、消毒用エタノールで白カビを除去することができます。

ただし、革製品はアルコールによって変色する可能性があるので、革製のコートにカビが発生した場合はクリーニング業者に任せた方がいいでしょう。

どうしても自宅でカビ取りしなければいけない時は、目立たない場所で試してから行うようにしてください。

 

2-1.準備するもの・注意事項

用意するもの


  • 消毒用エタノール
  • 衣類用粘着テープ
  • マスク
  • ゴム手袋

白カビは根が浅くて飛散しやすいため、移動する時にカビの胞子をばら撒く恐れがあります。

ビニール袋に入れてから移動させるなど、カビを飛び散らさないように注意してください。

またカビ取り作業も、庭やベランダなど屋外で行うことをおススメします。

どうしても屋外での作業ができない場合は、窓を開けてしっかりと換気した状態で行うようにしてください。

 

2-2.カビ取りの手順

 

①屋外でカビを払い落とす

屋外に出て、コートに付着しているカビを払い落します。
使用後にそのまま捨てられるように、不要な古い布を使用することをおススメします。

 

②衣類用粘着テープで表面のカビを除去する

大まかなカビを払い落とした後に、衣類用粘着テープでカビを取り除きます。

 

③消毒用エタノールを吹きかける

表面のカビを取り除いた後は、見えないカビを死滅させるために消毒用エタノールを吹きかけます。
繊維の奥まで消毒用エタノールを染み込ませるために、15分ほど放置しましょう。

 

④残っている消毒用エタノールを布で拭く

消毒用エタノールが乾いていないようなら、布で拭き取ってください。
擦るのではなく、軽くポンポンと叩くようにしましょう。

 

⑤完全に乾くまで陰干しする

乾くまでしっかりと陰干しして、終了です。

 

ドーバー パストリーゼ77

出典:ドーバー酒造株式会社

酒造会社のノウハウから生まれたアルコール製剤。

アルコールの含有率が77%と高濃度で、カビをはじめとした多くの細菌やウイルスの除菌が可能です。

スプレータイプになっているため、このままコートに吹きかけることができます。



 

3.【黒カビ】コートのカビ取り方法

黒カビは死滅させるだけでは、繊維の奥に入り込んだカビの色素まで取り除くことはできません。

そこで使用するのが酸素系漂白剤です。

しかし、黒カビはクリーニング業者でも苦労するほど厄介なものなので、自宅でのカビ取りは非常に難しいでしょう。

時間をかけてカビ取りしても完全に除去できない可能性もあるので、そのつもりで行うようにしてください。

 

3-1.準備するもの・注意事項

用意するもの


  • 酸素系漂白剤
  • コートが入る大きな桶(用意できない場合は洗面台でも可)
  • 綿棒
  • ゴム手袋

1-1.洗濯表示マークの確認でもお伝えした通り、素材によっては自宅で洗濯ができなかったり、漂白剤の使用ができないものがあります。

コートを傷つけないためにも、洗濯表示マークはきちんと守るようにしてください。

漂白剤使用不可のコートの場合は、無理せずにクリーニング業者に依頼することをおススメします。

 

3-2.カビ取りの手順

 

①綿棒でカビの部分に酸素系漂白剤を塗る

綿棒に酸素系漂白剤を付けて、カビの部分に塗り込んでいきます。

 

②桶にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れる

桶にぬるま湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かします。

 

③桶にコートを漬ける

桶にコートを入れて、しばらく漬けます。
目安としては1時間程度ですが、カビの状況を見て判断してください。

 

④水で漂白剤を洗い流す

コートをもみ洗いし、漂白剤が残らないようにしましょう。

 

⑤完全に乾くまで陰干しする

乾くまでしっかりと陰干しして、終了です。

 

グラフィコ オキシクリーン

出典: amazon

衣類のシミや汚れを漂白・消臭・除菌してくれる酸素系漂白剤。

浴室やキッチンなど、衣類だけでなく様々な場所の掃除でも使用できます。



 

4.カビの再発を防ぎたいならクリーニングで完全に除去してもらう

黒カビは色素まで落とすのが難しいため、カビの状態によっては完全に除去できないこともあると思います。

そんな時は、やはりプロに任せるしかないでしょう。

また自宅でのカビ取りが上手くいったとしても、カビはしぶといため完全に死滅していない可能性があります。

そのことを知らずにクローゼットに戻したら、再びカビが発生し、他の服にまで被害を及ぼす恐れもあります。

再発を防ぎたいのであれば、クリーニング業者に依頼して、完全にカビを死滅してもらいましょう。

 

4-1.近所のクリーニング店

一番手軽にできるのが、近所のクリーニング店に持ち込むという方法だと思います。

店舗のメリットは、受付の時に店員と直接話せるので、実物を見ながら相談できるところでしょう。

デメリットは、クリーニング店によって技術力の差や得意不得意なことが異なっているのに、それを見極める判断材料がないことです。

ネットを見ても口コミが少ないため評判が分かりにくいことが多いと思います。

信頼できる店を知っている場合は良いのですが、初めてのところに依頼するとなると少し不安な部分もあるでしょう。

また、白カビは比較的除去しやすいので断られることも少ないですが、黒カビは最初から受け付けていないクリーニング店もあります。

黒カビを受け付けていても、黒い色素が完全に除去されないまま戻ってくるケースもあるので、クリーニング店選びはとても難しいのです。

 

4-2.宅配クリーニング

近年増えている宅配クリーニングを活用する方法もあります。

宅配クリーニングのメリットは以下のことが考えられます。

  • 大量の服を店まで持っていかなくていい
  • 店舗の営業時間を気にしなくていい
  • 全国のクリーニング業者から選べる
  • 利用者の口コミもネットで探しやすい

小さい子供がいて店舗まで行くのが大変な方や、仕事が忙しくて店舗の営業時間に来店が難しい方などに宅配クリーニングはおススメです。

また、お住まいの場所によっては近所のクリーニング店が少なくて選択肢が少ないという方もいると思いますが、宅配クリーニングならたくさんの店舗の中から選べるというのもメリットでしょう。

ただし店舗と違って服を見ながら説明できないので要望が伝えにくかったり、クリーニングされた服が自宅に届くまで仕上がりが分からないというデメリットもあります。

また、店舗と同様にカビの状態によっては受付していなかったり、完全にカビが除去されずに戻ってくるケースもあるので、事前に調べてから利用しましょう。

 

4-3.カビ取り専門クリーニング

カビの状態が酷い場合、どこのクリーニング業者に依頼しても断られることがあります。

そんな時におススメしたいのが、カビ取り専門クリーニング業者であるハーツクリーニングです。

他のクリーニング業者でも最後にイオン除菌などを行ってくれるところはありますが、ハーツクリーニングでは医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なEOガスを使用しています。

EOガスなら、しぶといカビの菌(真菌)や害虫の卵など、死滅させるのが難しいものでも滅菌できます。

「カビに特化しているのはわかるけど、クリーニング技術はどうなの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、安心してください。

ハーツクリーニングでは、国内外の要人が依頼するほど実績のある老舗のクリーニング店と提携しているため、熟練した職人の技術で黒カビの色素も落としてくれます。

唯一のデメリットとしては、料金が他のクリーニング業者よりも高額なところです。

そのため何でもかんでもカビが生えた服をクリーニングに出すというのはお勧めできません。

気に入っている服や高級な服など、替えの効かないような大切な服にカビが発生した時に利用するのがベストでしょう。

 

5.コートにカビが発生する原因とは

コートに使用されている素材は繊細なことが多く、カビが発生すると除去するのに苦労します。

だからこそ、カビが発生しないように対策しなければなりません。

そもそも何故コートにカビが生えてしまうのでしょうか。

普段目には見えないですが、カビの胞子は常に空気中を舞っているものです。

そして条件が揃った時に、カビが繁殖し、目に見えるほど大きく広がっていきます。

カビが繁殖する条件とは以下の4つと言われています。

では、コートにこの条件が揃ってしまう状況とはどのような時なのでしょうか。

 

5-1.【コートの汚れ】埃や食べカスが付着している

他の衣類と違って、コートは着用後に洗濯したりできないため、そのままクローゼットにしまう方も多いと思います。

しかし着用後のコートには、埃や食べカス、人間の皮脂などが付着しているものです。

そして、これらはすべてカビの栄養になります。

もし埃や食べカスが残ったままクローゼットに保管していると、それを栄養にカビは繁殖し、気付いた時にはコートがカビだらけになっていたということもあるのです。

 

5-2.【コートの水分】汗や雨が染み込んでいる

雨や雪の日に着用したコートは水分を多く含んでいます。

びしょびしょに濡れたコートをそのままクローゼットにしまうという方は少ないと思いますが、乾燥が不十分だったり、濡れていることに気付かずにクローゼットに戻してしまうことはあるでしょう。

カビは水気を好むため、空気中に舞っているカビの胞子が濡れたコートに付着し、そこから繁殖していきます。

また、盲点になりやすいのが人間の汗です。

夏と違って冬は汗をかいていないような気がしますが、それでも人間は常に水分を放出しています。

そしてその水分をコートが吸収しています。

湿気を含んでいるコートは、クローゼットの湿度を上昇させてしまうため、一緒に収納している服もカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。

 

5-3.【収納場所】クローゼット内に湿気と汚れがある

クローゼットや押入れなどの収納場所が原因でコートにカビが発生することもあります。

例えば北側で日当たりの悪い部屋はジメジメしやすく、その部屋にあるクローゼットも同様に湿気がこもっていることがあります。

また、クローゼットは物がたくさん入っているため、しばらく掃除していないという方も少なくないでしょう。

そうなると「湿気」や「栄養」というカビ好む条件が揃ってしまい、クローゼットにカビが発生しやすくなります。

そこからコートにもカビが移ってしまうというケースもあるのです。

 

6.大事なのはカビを発生させないこと!今すぐできる7つのカビ対策

5.コートにカビが発生する原因とはで解説したように、コートにカビが発生する原因はコートに付着した「汚れ」と「水分」、そして収納場所の問題です。

カビを防止する為には、その原因が起こらないようにしなければなりません。

そこで簡単なカビ対策を7つ紹介します。

今すぐにできることばかりなので、是非今日から始めてください。

 

6-1.着用後に半日ほど陰干ししておく

着用後のコートは、雨や雪、人間の汗などが染み込んでいることがあります。

脱いですぐにしまうと、クローゼット内の湿度を上げることにもなりますし、コート自体にもカビが発生しやすくなります。

それを防ぐためにも、着用後はハンガーに掛けてクローゼットの外で陰干ししてください。

目安としては半日程度ですが、コートが濡れているようなら完全に乾くまで干すようにしましょう。

 

6-2.着用後に汚れを取り除く

6-1.着用後に半日ほど陰干ししておくと同時に行ってほしいのが、コートに付着した汚れを取り除く作業です。

洋服ブラシを使用し、表面に付着している埃や食べカスなどを取り除きましょう。

もし食べこぼしや泥はねなどが付着している場合は、シミ抜きを行ってください。

用意するもの


  • 乾いたタオル
  • 濡れタオル
  • おしゃれ着用の中性洗剤

汚れがついた部分の裏地に乾いたタオルを当てて、中性洗剤を含ませた濡れたタオルでポンポンと軽く叩きます。

油汚れの場合はお湯で濡らした方が落ちやすいです。

コートの汚れが落ちたら、すすいで硬く絞ったタオルで洗剤を拭き取ります。

この時も軽く叩くように行ってください。

最後に乾いたタオルをコートの裏と表に当てて、水気を取ります。

あとは乾くまでしっかりと陰干ししてから、クローゼットに戻すようにしましょう。

もしこのやり方でも汚れが落ちないようでしたら、クリーニングに出すようにしてください。

 

6-3.クリーニング後すぐにビニールカバーを外す

ほとんどの場合、クリーニングから戻ってきた時にビニールカバーが掛けられていると思います。

埃や傷から守ってくれそうだからと、ビニールカバーを外さずにそのままクローゼットに戻す方がいますが、今すぐにやめましょう。

クローゼットは閉め切っていることが多く、湿気がこもりやすくなっています。

そんなクローゼットの中でビニールカバーを掛けていたら、更に通気性が悪くなり、ビニールの中で湿度が上昇します。

これではカビが発生しやすい環境を作ることになってしまいます。

埃や傷から守るためにカバーを掛けたい場合は、不織布カバーなどの通気性の優れたものを使用するようにしてください。

 

6-4.除湿剤を置く

クローゼット内の湿度が高い場合は、除湿剤を置いて湿度を下げるようにしましょう。

湿気は上よりも下、真ん中よりも隅に溜まりやすい性質のため、四隅の下などに置くと効率よく吸い取ってくれます。

除湿剤は湿気を吸い込むと水が溜まっていき、限界を超えるとそれ以上は除湿してくれません。

そのため効果がなくなった除湿剤はすぐに新しいものと交換するようにしてください。

もし自宅のクローゼットがジメジメしやすくて、すぐに除湿剤の水がいっぱいになってしまうということであれば大容量の除湿剤を使用するようにしましょう。

 

白元アース ドライ&ドライUP NECO 1000mL

出典:amazon

大容量(1000mL)なので交換頻度を減らすことができます。

またプラスチック使用量を抑えたエコ仕様になっているため、使用後に水を捨てれば折りたためるのでゴミの量も減らせます。



 

6-5.密集させない

クローゼットにギリギリまで洋服を詰め込んでいるという方もいると思いますが、それでは通気性が悪くなってしまうのでおススメできません。

カビは空気が滞留する場所に発生するため、それを防ぐためには隙間をあけて収納する必要があります。

収納スペースが限られている場合は難しいとは思いますが、いらない物を処分してクローゼットに余裕を持たせるようにしましょう。

 

6-6.こまめに空気の入れ替えを行う

クローゼット内に湿気がこもっている状態だとカビが生えやすくなるので、こまめに空気を入れ替えるようにしてください。

雨の日など湿度の高い日に行うと湿った空気をクローゼットに取り込むことになってしまうので、晴れた日に行うか、エアコンの除湿機能を活用するようにしましょう。

上手く空気が入れ替わらないようなら、クローゼットに扇風機やサーキュレーターを向けて回して、強制的に空気を入れ替えるようにしてください。

 

6-7.定期的に掃除を行う

常にコートを綺麗に保っていたとしても、クローゼットの掃除を怠っていればカビの栄養源を絶つことはできません。

掃除をしていないクローゼットには、埃やダニなどの虫の死骸、人間の髪の毛や皮脂など、カビの栄養がたっぷりあります。

コートをカビから守るためにも、クローゼットの掃除を定期的に行うようにしましょう。

手間にはなりますが、押入れの中身を取り出して掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりしましょう。

またカビはアルコールが苦手なので、消毒用エタノールを吹きかけるのも効果的です。

水拭きやアルコールを吹きかけた直後は湿度が上がっているので、しっかりと乾かしてから収納している物を戻すようにしてください。

 

7.まとめ

今回はコートにカビが発生した際の自宅でできるカビ取り方法を中心に紹介してきました。

大事なコートを傷つけないためにも、必ず洗濯表示マークを確認するようにしましょう。

白カビのカビ取り手順は以下の通りです。

黒カビは漂白剤を使用するので、以下の手順でカビ取りを行いましょう。

ただし、カビは少しでも残っているとそこから再発する恐れがあります。

再発を防ぎたいのであれば、自宅でのカビ取りではなく、クリーニング業者に依頼することをおススメします。

カビ取り専門クリーニングのハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なEOガスで滅菌しているので、しぶといカビ菌でも死滅させることができます。

国内外の要人が依頼するほど実績のある老舗のクリーニング店と提携しているので、クリーニング技術でも安心です。

 

カビ取りを行っても、その後カビが発生しやすい環境で保管していたら再発する可能性があります。

コートをカビから守るためには、日々のカビ対策が大切です。

カビ取りと対策を行うことで、大事なコートを守り、是非長く着用してください。